ゲーム紹介:ラリー / Larry

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虚実混ぜて限界値まで数札を提出
ラリー / Larry
メーカー: Schmidt (シュミット, ドイツ), 発行年: 2014年 (原版ドイツ2007年)
作者: Ronald Hofstätter (ローナルト・ホフステッター, 代表作:『カメのオリンピック』など)
8才~大人, 2~8人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)

ラリー:箱

『ラリー』は、上限値7を越えないように、また嘘を見抜かれないように、手札から数値カードを伏せて場の山に積み、合計値を上げ下げしていくカードゲームです。
2007年発行『Blöff / ブロフ』のリメイクタイトルです。

ラリー:展示用写真

1人ずつ代わりばんこに、手札から1枚ずつ、-2〜+7の数値カードを場に伏せて重ねていき、手札をどんどん減らしていきます。このとき、今重ねたカードの値に、それまでに積み重ねられたカード数値の合計を加えた値を宣言します。例えば、直前の合計が3だったときに、2を出しながら「5」と宣言する、といった具合です。
しかし、合計値の上限が7と決まっています。これを越える値を宣言すると、ペナルティとして山札から2枚補充しなければなりません。そしてまた0からやりなおしです。

上限の7付近になれば、マイナスのカードなどでやり過ごしたところですが、そうそうマイナスは回ってきません。そこで、カードは伏せて重ねるのですから、合計値を偽って宣言してしまえばいいのです。
しかし、安易なウソは他の人に疑われ、告発されてしまいます。告発を受けてウソがバレても、告発に失敗してもやはりペナルティを受けます。ウソの仕込みも告発も、どちらも慎重に行ないましょう。

また、特殊な効能カードがいくつかあり、〈上限が5になる〉〈指名した人に次は表側を上にして出させる〉〈これが1枚か3枚入っていると絶対に宣言が本当になる〉など、うまく使ったり仕込んだりしてライバルをおとしいれていきましょう。

こうしてゲームを続けていき、誰かが手札をすべて無くしたらゲーム終了。その人の勝ちです。

ここがオススメ: 序盤にウソの値を仕込んでおいてから自分の番に告発したり、それが何故か本当になっていたりと、悪巧みな仕込みとその読み合いによって盛り上がります。情報戦型のゲームが楽しめる大人向けの手軽なゲームとしておすすめです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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