ゲーム紹介:ガーデン / Gardens
タイルを繋げ庭師で花壇を増やす
ガーデン
/ Gardens
メーカー: KOSMOS (コスモス, ドイツ), 発行年: 2014年
作者: Perepau LListosella (ペレパウ・リストセーリャ, 代表作:『シディ・ババ』)
8才~大人, 2~4人用, 所要45分, ルール難度:★★ (2)
『ガーデン』は、正方形のカードタイルを道や水路の絵が合うようにつなげていくにあたって、タイルの角位置にある花壇が完成したときに自色要素がより多く含まれるようにするゲームです。
1人ずつ代わりばんこに、山札からランダムに引いたタイルを中央の庭園につなげていきます。
つなげるためにはタイルに描かれている道や水路が周囲に対してきちんとつながっている必要があります。また、タイルの四隅には各色の花壇の断片があり、つながった4枚のタイルの花壇が〈完成〉すると、その完成した花壇の中で最も多い色1色に染まり(その色のタイルを置く)、その色の担当者のポイントとなります。
これを踏まえて、タイルを置いたとき、それぞれの四隅がどのように影響するかを考えて置き場所と向きを考えなければなりません。
さらに自色の庭師コマが縛りを設けます。たとえタイルの絶好の置き場所があったしても、自分のコマが道を辿ってそのタイルに辿り着けないならば、タイルを置くことができないのです。
これを狙って、ライバルたちは〈美味しい場所〉に他の人がアクセスできないようにコマで道を塞ぐことでしょう。
こうしてゲームを続けていき、誰かの色の完成した花壇が8つに達したらゲーム終了。完成した花壇の数などの総合得点が高い人が勝ちです。
ここがオススメ: 四隅の花壇の断片が将来的にどう影響するかや、庭師の位置、置くタイルの場所、向きなど、考えることがたくさんある中で、相手がどう置いても自分の得になるような場所を見出していくのが楽しい、じっくり考えるのを好む大人向けとしておすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。