ゲーム紹介:マイファーストゲーム・えさはどこ? / Meine ersten Spiele - Wo ist mein Futter?
協力し餌を拾って家畜小屋に運ぶ
マイファーストゲーム・えさはどこ?
/ Meine ersten Spiele - Wo ist mein Futter?
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2011年
作者: Helene Schüpper (ヘリネ・シュッパー)
2才~大人, 1~3人用, 所要10分, ルール難度:★ (1)
『マイファーストゲーム・えさはどこ?』は、ウシ、ヒツジ、ブタのどれかになって、自分のエサをほうぼうから集めては小屋に運んで全員の成功を目指すボードゲームで、2才児が初めてルールを伴って遊ぶのに適しています。
「初めてのゲーム」と称されたこの「マイファーストゲーム」シリーズは、次のようなゲームの基本的な動作を、遊びながら身に付けられるようになっています。
- 人の番のときには手を出さずに集中し、順番を守る。
- 自分の番になったら、サイコロを投げるのではなく、しっかり転がす。
- サイコロで出た色や印を認識し、それと対応するものを場から取る、または返す。
- 取ったものを「自分のもの」として、触らずに手元に置いておく。
この『えさはどこ?』では、全員で協力しながら、経路を自由に行き来するすごろく形式でもの運びを楽しめます。
ボードの四隅に、牧場主がうっかり忘れてしまったエサが散らばっています。これを拾っては1つずつ中央の小屋に戻さなければなりません。
ウシ、ヒツジ、ブタのどれかを自分の動物として担当し、1人ずつ代わりばんこに色サイコロを転がしては、コマをマス目に沿って進めていきます。
コースの向きや曲がり方は好きな方に、次の、色サイコロで示された色の空きマスまで進められます。色サイコロの色構成には偏りがあり、しかも、もし誰かがいるマスは数えなくて済むため、うまく考えて他の人と連携を取れれば効率良く目的地に着けるでしょう。
四隅の牧場や池に辿り着いたら、ウシならクローバー印、といった具合に、自分の動物が欲しがっている種類のエサを判断して取り、手元に置きます。
一度に持てるエサは1つだけなので、エサを拾ったら中央の小屋に向かいます。小屋に着いたら、小さな入口からエサをうまく差し入れ、ふたたびエサを拾いに向かいます。
こうしてゲームを続けていきますが、ときどき、サイコロの指示で日暮れの経過を示すタイルがめくられます。すべてのタイルがめくられて夜が訪れる前に、全員がエサを3つとも小屋に戻せたら成功、全員の勝ちです。
また、いち早くエサを3つ小屋に戻せた人が勝ち、とする競走型の応用ルールもあります。
ここがオススメ: 大きくて握りがいのある動物コマをサイコロと使って、広い牧場を駆け巡る、おままごとのような楽しさが魅力のゲームです。みんなで協力して挑戦するため、チームワークによる会話も弾むでしょう。 個々の動物の位置関係など、「マイファーストゲーム」シリーズの中でも、あれこれと考えてやれることは多く、意外に大人でも楽しめます。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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