ゲーム紹介:アンドールの伝説 / Die Legenden von Andor

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勇者として協力し怪物たちに挑む
アンドールの伝説 / Die Legenden von Andor
メーカー: KOSMOS (コスモス, ドイツ), 発行年: 2013年
国内版発売元: アークライト, 国内版発行年: 2013年
作者: Michael Menzel (ミヒャエル・メンツェル, 代表作:『アンドールの伝説』)
10才~大人, 1~4人用, 所要60分, ルール難度:★★〜★★☆ (2〜2.5)

ドイツ 2013年
エキスパート(熟練者)ゲーム大賞 (Kennerspiel des Jahres)
大賞受賞

アンドールの伝説:箱

『アンドールの伝説』は、剣と魔法の中世世界を舞台に、各自勇者としての特徴を活かして連携を取りながら、怪物たちから城と王国を奪還する全5章構成のシナリオに挑戦するゲームです。

アンドールの伝説:展示用写真

戦士・射手・魔術師・ドワーフの勇者となって、全員で協力しあい、全5章から構成される、邪悪な怪物の進撃からアンドール王国を守るシナリオをひとつずつクリアしていきましょう。

どのシナリオも、〈1日〉が経過するたびに置こる、怪物たちの進軍やイベント、突発的なアクシデントを予測しながら、1日の中で、ボード上の移動や、金貨・アイテムの入手、サイコロ振りによる怪物との戦闘などを、うまく、効率的に行なうことで全員の勝利を目指します。

シナリオは伝説#1〜5が用意されていて、順番に遊ぶことで、最初は最小限のルールから始めて、徐々にさまざまな要素を覚えていけるようになっています。また、各シナリオごとに異なる条件が用意されてもいます。

  1. 勇者たちの到来 (導入)
  2. 王を救うために (本格的な冒険)
  3. 闇は舞い降りた (遊ぶたびに変化する要素)
  4. 宝石でいっぱいの廃墟 (新しい勝利条件)
  5. 竜の逆鱗 (最終章)

また、1つのシナリオの中でも、進行に合わせて段階的に新しい要素の登場とともにルール説明がなされるため、ドイツの熟練者向けボードゲーム大賞を受賞してはいるものの、膨大なルールで面喰らってしまうことはあまりありません。

また、〈協力ゲーム〉としてのやりごたえも充分にあります。序盤のシナリオからして、準備のどの程度しておくべきなのか、誰がどの敵を担当するのか、書簡の運び役とルートの選定、護衛は誰なのか、など、全員で考えることはたくさんあります。おそらく2〜3度は失敗し、簡単ではないことを知るでしょう。

ここがオススメ: 怪物たちの大群が押し寄せてくる剣と魔法世界の壮大なロマンを感じながら、シナリオに応じた計画を立てつつも突発的なイベントやサイコロ目で翻弄され、全員の知恵で解決していくのが楽しい、わいわい言いながらじっくり遊べる、家族・大人向けとしてかなりおすすめのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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