ゲーム紹介:タブラの狼拡張:人狼の貴婦人の復讐 / Lupus in Tabula - La Vendetta della Lupa Mannara
追加異能者10種と少人数用ルール
タブラの狼拡張:人狼の貴婦人の復讐
/ Lupus in Tabula - La Vendetta della Lupa Mannara
メーカー: dV Giochi (ディーヴィー・ジョーキ, イタリア), 発行年: 2011年
作者: Andrés J. Voicu (アンドレアス・ボイク) & Domenico Di Giorgio (ドメニコ・ディ・ジョルジオ)
8才~大人, 4~30人用, 所要30分, ルール難度:★★ (2, 追加分として)
『タブラの狼拡張:人狼の貴婦人の復讐』は、人気の人狼系ゲームの代表作『タブラの狼』に追加することで、新たな異能者10種類と、新システム「オーラ」を伴った少人数用ルールで遊べる拡張セットです。
30人までの大人数に対応するための基本的な村人2枚+人狼1枚に加えて、10種類の新しい異能者キャラクターが入っています。
- 人狼に恨みを抱き、仲間の人狼を1人ずつ葬る「人狼の貴婦人」
- 死んだ人を復活させる「サムディ男爵」
- 邪悪系の生き残り人数を把握できる「ミス・パープル」
- 単独での勝利を狙う「影の守護者ダリウス」
- 味方である人狼が誰かを一方的に知る「人牛」
- 生存者数に数えない「生きている死者」
- 自分の身代りを指名する「ドリアン・ウルフ」
- 1回だけ誰かを葬れる「ジキル博士」
- 道連れの印を盥回しにさせる「ハムレット」
- お互いを知らない、もう1人の予言者「占い師」
また、司会者(調停者)を必要とせずに4〜7人の少人数で楽しめる遊び方と用具が入っています。
この遊び方では、「オーラ」と呼ばれる〈善悪を表すヒント〉カードが導入されます。
各自、自分のキャラクターに応じた善(村人など)か悪(人狼など)のオーラを1枚秘密裏に持っていて、犠牲者として標的になったときには、まずこのオーラが剥されて、裏向きのままで場に提出します。
異能者の中には、この提出されたオーラや、まだ剥されていない誰かのオーラを見ることができる者がいます。これによって、〈脱落してはいないけれども、狙われたことで少しヒントを与える〉ことができ、たとえ少人数であっても、あっさり終わってしまわずに、少しずつ得られるヒントによって推理が楽しめるようになっています。
ここがオススメ: たくさんの人狼系ゲームがある中で、他にはない創造性のある新しい能力10種類が楽しめて、さらに少人数でもじっくり遊べる遊び方が入った、『タブラの狼』の基本セットを遊び尽くした人にも、そうでない人にもおすすめの拡張セットです。
タブラの狼 2009年バージョン初版との相性問題:
基本セットにあたる『タブラの狼』2009年バージョンには、初版と新版が存在することが判りました。初版ではカード裏面がセピア調風景であり、この貴婦人拡張セットと混ぜられません(区別がついてしまいます)。
2012年以降〜現在販売しているものは新版ですのでご安心ください。
【2013.11.7追記】メーカーと代理店さん経由で交換分のカードを少しいただきましたので、希望される方は交換致します。当店でご購入いただいた方は、旧型カード束を店頭にお持ちいただくか、郵送にてお送りいただければ、こちらから新型カードをお渡しします。ご購入時の情報(日時・お名前など)も併せてお知らせください。なお、旧型カード束はお返しできませんのでご了承ください。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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