ゲーム紹介:ダンシングエッグ・カードゲーム / Eiertanz das Kartenspiele
カードを体のあちこちで挟み持つ
ダンシングエッグ・カードゲーム
/ Eiertanz das Kartenspiele
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2013年
作者: Roberto Fraga (ロベルト・フラガ, 代表作:『ダンシングエッグ』『ジャングルの秘宝』など多数)
6才~大人, 2~4人用, 所要10分, ルール難度:★☆ (1.5)
『ダンシングエッグ・カードゲーム』は、サイコロで指示されるさまざまなアクションをこなすことでカードをより多く集めながら、それを落とさないように、体のあちこちに挟み持っておくゲームです。
2003年に発行された人気のフィジカル系ゲーム『ダンシングエッグ』がカードゲーム化されたものです。
毎回、専用の特別なサイコロ2つが振られると、〈たまごの早取り〉〈たまごの放り投げキャッチ〉など、出た印に応じて、カードを獲得するためのアクションが示されます。 これをすばやく実行すれば、ごほうびの〈たまごカード〉をもらえます。
しかし、もらったたまごカードは、〈脇の下〉や〈膝の間〉〈あごの下〉など、そこに描かれている体の部位で挟み持たなければなりません。
もしうっかり落としてしまうと、そこでゲームが終わって負けてしまいますので、ほどよい力加減でしっかり挟んでおきましょう。
通常ならできるアクションも、体のあちこちにカードを挟み持っている状態ではなかなかうまくできません。こうした全員のギクシャク・ヨチヨチした動きがこのゲームの醍醐味です。
このギクシャク・ヨチヨチ動きの可笑しさをさらに顕著にするのが、サイコロの〈部屋に散らばらせた特定色のカードにタッチして鳴く〉という移動アクション指示です。この指示が出ると、あらかじめゲームの前に部屋のあちこちに散らばらせておいた色カードのうち、指示された色のカードの場所までいち早く行って、タッチしながら「コッ、コッ、コケーッ!」と鳴かなければならないのです。
こうしてゲームを続けていき、誰かがカードを落としてしまったらゲーム終了。落としてしまった人以外でたまごカードをたくさん集めた人が勝ちです。
他の人に告発されなければ、こっそりカードを落としても構わない〈いかさまルール〉もあります。
ここがオススメ:
みんながぎこちなくアクションをこなす様子がとても可笑しくて笑いを誘う、子供から大人まで、お友達とや家族で盛り上がれるおすすめのゲームです。
本家の『ダンシングエッグ』と比べると、あまり強く挟むと折れ曲がってしまうカードの特性上、より力加減を必要としますが、カードタッチアクションの「あの色どこだっけ?」の混乱がとても盛り上がります。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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