ゲーム紹介:流氷スマーッシュ! / Eiskalt erwischt!

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流氷を氷山に当て分散物を集める
流氷スマーッシュ! / Eiskalt erwischt!
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2012年
作者: Heinz Meister (ハインツ・マイスター, 代表作:『スティッキー』など多数)
5才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)

流氷スマーッシュ!:箱

『流氷スマーッシュ!』は、氷の弾を指ではじいて、流氷や魚のコマが積み上げられた氷山に豪快にぶつけることで、海に落ちて分散したコマを集めつつも、氷山の上に立つペンギンを崩さないように、弾を当てる位置や向きを工夫するゲームです。

流氷スマーッシュ!:展示用写真

ペンギンのパウルは、氷山のてっぺんに登って立ち、どんな流氷がぶつかってきても自分は踏ん張って耐えられることをみんなに認めさせたいようです。
舞台の海に、流氷ブロック群を4段にした氷山を積み上げ、魚とペンギンを置いてゲームスタートです。

1人ずつ代わりばんこに、手持ちの氷の弾を、指か棒で勢いよくはじいて、この氷山にぶつけます。このぶつかった衝撃で氷山が崩れ、いくつかのコマが分散します。これらのうち、どれとも触れていない、単独のコマを自分の得点としてすべてもらいます。

しかし、あまり無計画にぶつけると、てっぺんに立っているペンギンまでをも倒してしまいます。もしこうなると、分散したコマは、自分を除く他全員の得点として分配されてしまいます。
コマをより多く手に入れる豪快さが求められつつも、ペンギンを倒さないような慎重さも必要なのです。

また、ゲームが進んでくると、氷山が崩れる寸前になったり、あちこちに流氷と魚セットが点在したりと、状況が変わっていきます。次の人にうまみを与えないように、どこから・どの向きで・どのくらいの強さではじくのか、腕の見せどころです。
慣れてくると〈得点を支払ってペンギンを移動する〉技を活用できるようになるでしょう。

こうして、ペンギンの氷山がコマ1個になるまでゲームを続けて、獲得したコマ群を積み重ね、いちばん高い人が勝ちです。

ここがオススメ: ドカーン!とぶつけて山が崩れつつ、自分の得点につながるような状況の変化が起こるのが楽しいゲームです。
初めて遊ぶときにはたいてい豪快に崩しすぎて得点に大差がつきますが、何度か遊んではじく力の加減が解ってくると、戦略的な組み立てができるようになるでしょう。ジレンマが効いた立体ビリヤードといった趣の、子供から大人まで手軽に楽しめて、むしろ大人の方が熱中しそうなおすすめのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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