ゲーム紹介:フィルムフィクサー / Film Fixer
投資とタレント確保で映画を制作
フィルムフィクサー
/ Film Fixer
メーカー: コザイク (日本), 発行年: 2012年
作者: 川上 亮 (かわかみ りょう, 代表作:『キャット&チョコレート』)
10才~大人, 3~4人用, 所要30分, ルール難度:★★ (2)
『フィルムフィクサー』は、映画プロデューサーとなって、タレントを雇ったり、彼らを映画に割り当てたりしながら、他の人のタレント獲得や割り当てを予想することでお金や得点を稼いでいくゲームです。
全員映画プロデューサーとなって、1人ずつ代わりばんこに、所持金を使って場に提示されているタレントを獲得したり、映画タイトルを選んで獲得タレントを割り当てたりすることで、お金や得点を稼いでいきます。
タレントには、「アクションスター」や「天才子役」など、それぞれ特徴となる属性が付いており、それらの属性が合うジャンルの映画タイトルに割り当てることでより多くのボーナスが得られます。
一方、他の人の番でも、〈投資〉としてその人の行動を当てることでお金や得点を得ることができます。
3択で〈タレントを獲得するだろう〉〈A社系の映画を作るだろう〉〈B社系の映画を作るだろう〉のどれかを当てるだけなのですが、元手となるお金カードに個別に書かれている行動の予想しかできないため、「絶対に○○するはずだから大きく賭けたいのに、その行動のは少額のカードしかない!」といったことが発生するのです。
また、自分の番のときであれば、ライバルたちの予想具合を見た上で、高額に賭けられているようなら〈あえて外す〉という判断も必要かもしれません。
こうしてゲームを続けていき、最後にもっとも多くの得点を稼いだ人の勝ちです。
ここがオススメ: お金のやりくりで、後のち使えるようにさまざまなタレントを確保しながら映画にうまく割り当てる楽しさと、当たったり外れたりの予想で一喜一憂する楽しさが盛り上がる、手軽な大人向けとしておすすめのゲームです。
おまけとして、同じ作者さんのカードゲーム『キャット&チョコレート』に使える追加カード2枚が付いています。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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