ゲーム紹介:シークレットミッション / In geheimer Mission
諜報員の暗号記憶を騒音で妨げる
シークレットミッション
/ In geheimer Mission
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2012年
作者: Christiane Hüpper (クリスチアネ・ヒュパー) & Miriam Koser (ミリアム・コーザー) & Markus Nikisch (マルクス・ニキシュ) & Johannes Zirm (ヨハネス・ツィルム)
8才~大人, 2~5人用, 所要10〜15分, ルール難度:★☆ (1.5)
『シークレットミッション』は、秘密工作員役がカードに書かれた英数字や記号をできるだけたくさん憶えようとするのを、他全員がラジオや雷雨、飛行機などの声真似やアクションで騒がしく妨害するゲームです。
1人ずつ代わりばんこに、秘密工作員の役が回ってきます。秘密工作員は、 ランダムに取った暗号カード12枚を1枚ずつ見て、そこに書かれたアルファベットや番号、記号をできるだけたくさん憶えようとします。
一方、他の人たちは、秘密工作員の暗号記憶を妨害するため、カードで指示された〈ラジオの真似〉〈机の回りをブーンと言いながら跳ぶ飛行機の真似〉〈無視されても質問を浴びせる〉〈机をばちばちと叩く雷雨の真似〉〈でたらめな暗号を浴びせる〉などの声真似とアクションを駆使します。
砂時計の砂が尽きたら、憶えた内容を発表し、合っている分が得点として累計されます。
こうして秘密工作員役を交代しながら続けていき、3周したらゲーム終了。いちばん得点が高い人が勝ちです。
このハバ社の『フェクスシリーズ』の特徴である、上級者向けに複雑化させられる応用ルールが入っています。
この応用ルールでは、暗号の順番も正しく憶えなければなりませんし、憶えた内容を発表する際に、〈鼻歌を歌ってから〉〈順序を逆に〉〈5回飛び跳ねてから〉〈暗号種ごとにグループ分けして〉などの、過酷な指令に従わなければなりません。
ここがオススメ: 集中して憶えたいのに、まわりがぎゃあぎゃあと騒がしいために集中力を削がれてなかなか憶えられないもどかしさが楽しめます。秘密工作員役に直接触れてはいけませんが、実生活に基づく質問をしたり、目をじっと見つめるなど、工夫をこらして〈うざったい〉邪魔を駆使するととても盛り上がります。手軽に子供から大人まで遊べるおすすめのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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