ゲーム紹介:ペアペア連想ゲーム / LINQ
連想言葉で同じお題の相方を探る
ペアペア連想ゲーム(リンク)
/ LINQ
メーカー: KOSMOS (コスモス, ドイツ), 発行年: 2011年 (原版2003年)
国内版発売元: アークライト, 国内版発行年: 2012年
作者: Erik Nielsen (エリック・ニールセン) & Andrea Meyer (アンドレア・マイアー)
10才~大人, 5~8人用(4人可), 所要45分, ルール難度:★☆ (1.5)
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ドイツ 2008年 ゲーム大賞 (Spiel des Jahres) 準候補 (Empfehlungsliste) |
『ペアペア連想ゲーム (リンク)』は、各自が与えられた自分のお題に基いて連想ワードを発し、同じお題が与えられた相方を特定しつつも、自分と相方がペアであることを悟られないようにしたり、〈お題知らず〉の人に惑わされないようにしたりするゲームです。
お題カードが秘密裏に渡され、「氷」「歌」「ベルリン」など、696個のお題の中からひとつが各自に与えられます。これとまったく同じお題が、あともう1人にも与えられていますが、最初はそれが誰なのか判りません。
1人ずつ代わりばんこに自分のお題に基いた連想ワードを発することで、相方に自分こそがペアの相手であることを促せます。
しかし、「氷」に対して「冷凍庫」「溶ける」のような判りやすい連想ワードは禁物です。このゲームは得点制になっていて、もし他の人たちに自分と相方がペアであることを指摘されてしまうと、その分だけ得点を奪われてしまうからです。
「遠からず、近からず」をよく考えてヒントを出しましょう。
一方、渡されたお題カードに何も書かれていない〈お題知らず〉が1〜2人まぎれこんでいます。この〈お題知らず〉は、〈自分と誰かはペアである〉と他の人たちに勘違いさせるほど得点になるため、全員のヒントを参考にしながら、いかにも自分は誰かとつながっているようなヒントを発して混乱させようとするでしょう。
こうして〈お題配り〉→〈ヒント&予想〉→〈結果と得点〉を繰り返してゲームを続けていき、規定の得点に達した人が勝ちです。
4人で遊ぶ場合には、仮想の5人目を立てる特別ルールが適用されます。
ここがオススメ:
全員、他の人にはペアを当てられまいと「お題を知っていれば関連が解るが、普通はそこから連想できない」ヒントを発するため、誰がどうリンクしているのか判らず、そもそも相方すら怪しい、という混乱した状況が盛り上がる、手軽な大人向けとして楽しいゲームです。
出すヒントのほどよさは難しいので少し慣れが必要です。また、できれば6人以上で遊ぶのがおすすめです。
店内でサンプルをご覧いただけます。