ゲーム紹介:わんぱく船長 / Käpt'n Klabauter

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引き際を見極め船を宝島に進める
わんぱく船長 / Käpt'n Klabauter
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2012年
原作: 丸田 康司 (まるた こうじ) & 川崎 晋 (かわさき すすむ)& とつかりょうこ & 遠藤 祐子 (えんどう ゆうこ)
アレンジ: HABA社 (編者不明)
5才~大人, 2~5人用, 所要10〜15分, ルール難度:★☆ (1)

わんぱく船長:箱

『わんぱく船長』は、海原(うなばら)のコースを舞台に、ババ抜きのように他の人の手札からカードを抜くことで、自分の海賊船コマを進めてゴールの宝島を目指すゲームです。

2008年、ゲームデザイナーの川崎晋さんにご協力いただいて、初めて遊ぶのに最適な500円ゲームとして作ったすごろくやのオリジナルゲーム第一弾『すすめ!!海賊さん』が、ドイツの老舗ゲームメーカー・ハバ社によって多人数用にアレンジされたリメイクタイトルです。

わんぱく船長:展示用写真

【物語】本当の話でしょうか? それとも単なる船乗りたちの作り話でしょうか? 言い伝えによると、ある島にとてつもない数の黄金が眠っているといいます。
でも用心しなくては。嵐が接近してきたり、わんぱく船長に遭遇したりと、そこにはたくさんの困難が待ち受けているに違いありません…。

カードを並べて、毎回内容が変わる海原コースを作り、自分の船を、ゴールである宝島を目指して進めていきます。

1人ずつ代わりばんこにくる自分の番では、自分の船を進めるため、ババ抜きのように誰か他の人の手札から1枚を選んで内容を確かめる、を好きなだけ繰り返します。
途中で〈もう引くのを止める〉と決めたとき、それまでに引いたカードがどれもオール(櫂:かい)が描かれたものなら、カードに書かれた数値の合計分だけ自分の船を進められます。しかし、〈止める〉の決断が遅れて、全員が常に1枚ずつ持っている“わんぱく船長”のカードを引いてしまうと、それまで引いたものはすべてキャンセルされ、一歩も進めなくなってしまいます。

手堅く止め時を図りたいところですが、コース上に〈ここを越えないと戻される〉や〈ここまで来れば追加で少し進める〉〈2倍進める航海図がもらえる〉などのマスがあるため、ついつい「あと1枚だけ」と引きたくなってしまいます。

こうしてゲームを続けていき、先に宝島に到着した人が勝ちです。

ここがオススメ: ババ抜きのような簡単なルールで、待ち受けるマスの状況判断による工夫ができて楽しいゲームです。
3人以上で遊ぶときには、元の『すすめ!!海賊さん』のような手札枚数増減を意識したやりくりは減ってしまいますので、お子さんと一緒に手軽に遊ぶときに適しているでしょう。
オールのカードには金色と銀色の光るメタル印刷が施されていてとても豪華です。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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