ゲーム紹介:ノイカードゲーム / neu

数札を重ね,101を越えたらアウト
ノイカードゲーム
/ neu
メーカー: イカルス (日本), 発行年: 1988年
作者: JAGA(日本ゲーム協会) & イカルス
7才~大人, 2~7人用, 所要10〜30分, ルール難度:★☆ (1.5)
『ノイカードゲーム』は、1, 2, 6などの数値カードを1人1枚ずつ中央の場に出しては、足し算で合計値を累計していき、自分の番で101を越えてしまわないようにうまく特殊カードを使って切り抜けるゲームです。
1人ずつ代わりばんこに、手札から数値カード1枚を選んでを中央の場に出しては山札から1枚補充、を繰り返します。このとき〈それまでの合計〉と〈今回出す数値〉を足し算したものを言わなければなりません。
合計が101までの数なら構いませんが、102や105など、101を越えるような合計になってしまうと、その人が今回のアウトとしてチップを支払わされ、また合計を0からやりなおします。
チップを3枚失なうとゲームから脱落させられてしまいますので、101を越えてアウトにならないよう、さまざまな特殊カードをうまく使いましょう。
1や2などの小さい数は、99や100のときなら安心です。また、マイナスの数であれば、どんなときでもアウトを免れます。さらに、順番を逆順にする〈ターン〉や、次の人に2回やらせる〈ダブル〉といった特殊なカードも、ピンチを免れるため、ここぞというときまで温存したいものです。
特に「101」のカードは出しどころを少し考えた方が良いでしょう。これは足し算ではなく「常に101の状態にする」ため、守りにも攻めにも使えるからです。
こうして、101を越えてアウト→チップを支払ってまた0から、とゲームを続けていき、最後までチップを持って生き残った1人が勝ちです。
ここがオススメ:
2桁の足し算の連続に「えーと…」と頭を使いながら、自分だけには災難(101越え)が降り掛からないように、手札のどのカードを使うか、誰を攻めるかで盛り上がる、子供から大人まで気軽に楽しめるおすすめのゲームです。
運の要素はかなり強めですが、「自分だけはなんとかなるかもしれない」と思わせるようなカード構成が秀逸です。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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