ゲーム紹介:ドラゴンのたまご / Kullerei mit Drachenei

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揺れ転がる卵で敵駒を退ける双六
ドラゴンのたまご / Kullerei mit Drachenei
メーカー: selecta (セレクタ, ドイツ), 発行年: 2011年
作者: Marco Teubner (マルコ・トイブナー, 代表作: 『ジャイアントステップ』『サフラニート』など)
5才~大人, 2~4人用, 所要15〜20分, ルール難度:★☆ (1.5)

ドラゴンのたまご:箱

『ドラゴンのたまご』は、双六のようにサイコロで自駒を進めてゴールの財宝を目指しながら、ときどき誰かが転がすドラゴンの卵に当たったときに戻されるダメージを柔らげるために、少し寄り道をしてはお宝を拾うゲームです。

ドラゴンのたまご:展示用写真

基本はシンプルな双六ゲームです。1人ずつ代わりばんこサイコロを振り、出た目に合わせて自分の騎士駒を進めて、ドラゴンが守っているゴールの財宝をいち早く目指します。

ときどきサイコロで卵マークが出ます。これが何度か起こるとドラゴンの卵が暴れだします。
きっかけを作った1人が、揺れ転がる卵を指で弾いて他の人の駒を狙います。もし命中して倒れてしまった駒は、なんとふりだしまで戻らなければなりません。

中盤や後半で戻されてはたまったものではありません。このため、戻る距離が少しで済むように、道中で寄り道してお宝を獲得しましょう。

ドラゴンのたまご:近影

お宝を持っていれば、たとえ卵に当たっても、ふりだしに戻ることなくそのお宝を獲得した場所まで戻るだけで済むのです。
お宝はぜひ欲しいものの、他の人と同じことを考えていては、せっかく寄り道したのに先にお宝を取られてしまうかもしれません。ときにはより道をせずに、リスク覚悟でもう一つ先のお宝を狙う勇気も必要でしょう。

こうしてゲームを続けていき、誰か1人がドラゴンが守る財宝に辿り着いたらその人の勝ちです。

ここがオススメ: 誰でも遊べるシンプルな双六ながら、常にお宝を拾おうと寄り道していては確実に遅れを取ってしまうため、どのタイミングで寄り道するかが悩ましく、また、お宝の獲得状況に応じて卵で狙いを定めても、卵の不規則な動きによって一喜一憂させられる、子供から大人まで手軽に楽しめるお薦めのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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