ゲーム紹介:ディクシット:ジンクス / Dixit Jinx
抽象画9枚からお題の元を当てる
ディクシット:ジンクス / Dixit Jinx
メーカー: Libellud (リベリュー, フランス), 発行年: 2012年
国内版発売元: ホビージャパン, 国内版発行年: 2012年
作者: Josep M. Allué (ホセ・アリュール)
8才~大人, 3~6人用, 所要15分, ルール難度:★ (1)
『ディクシット:ジンクス』は、親が曖昧に表現したキーワードを元に、場の抽象画9枚から正解カード1枚を早い者勝ちで当てつつ、間違った分が親の得点になっていくゲームです。
『ディクシット』シリーズの名前が冠されていますが、ルールや絵柄の方向性がオリジナルとは異なる独自のゲームです。
両面に抽象的な絵が描かれたカード71枚のうち、9枚が場に並べられています。
1人が親になり、9枚のうち1枚に対して、それ絵から連想される〈あいまいな〉キーワードをヒントとして伝えます。例えば「メロディ」「いぶかしむ」「束縛」のような具合です。
ヒントを聞いた他全員は、早い者勝ちで正解だと思うカードを指差します。もし正解した場合にはそのカードを1枚1点として獲得します。一方、もし正解までに何人かが間違った場合には、その分だけ親に〈間違えさせ得点〉が入ってしまいます。つまり、親としては「間違えてもらった方が良い」のです。
しかし、いくら間違えてもらった方が良いとしても、あまりにヒントが解りづらいために全員が外した場合、〈間違えさせ得点〉は受け取れず、逆にペナルティを受けてしまいます。つまり、親としては「何人かが外した後で正解するくらいの曖昧さ」でヒントを発する必要があるのです。
こうして、親を変えながらゲームを続けていき、山札が尽きたらゲーム終了、もっとも得点を集めた人が勝ちです。
ここがオススメ: 人それぞれの絵の捉え方、また座っている向きによっていろいろな見え方をするカードの豊富なバリエーションによって、「だと思った!」「ええっ、それのどこが○○なの?」と盛り上がる、オリジナルの『ディクシット』の楽しさをさらに濃縮したようなお薦めのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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