ゲーム紹介:アクイレイア / Aquileia

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行動要素を自駒で抑え建築・闘技
アクイレイア / Aquileia
メーカー: Zoch (ツォッホ, ドイツ), 発行年: 2011年
作者: チーム“Cielo d'Oro” (チェロ・ドーロ)
12才~大人, 3~5人用, 所要90分, ルール難度:★★☆ (2.5)

アクイレイア:箱

『アクイレイア』は、ローマの都市で11種28ヶ所の行動要素を自駒で1つずつ予約していき、予約した行動結果に応じて得られる短期・中期・長期の名誉得点を競うゲームです。

ボードゲーム制作などを手掛けるイタリアのstudiogiochi(ストゥジオジオーキ)社が10年に渡って開催しているゲームデザインコンテスト「プレミオアルキメーデ」の2010年度にて、国内外141作品の中から最優秀ゲームとして選ばれたゲームです。
記事(英語)「premio ARCHIMEDE 2010: 栄冠は『アクイレイア』に」

アクイレイア:展示用写真

ローマ帝国2番目の重要都市「アクイレイア」が舞台です。各自、裕福なローマ市民となり、地位の向上を目指して都市の市場や闘技場、競馬場、劇場、建築広場、港などに使用人を配備していきます。
毎ラウンド、〈行動要素を使用人コマで予約〉→〈予約行動を順番に解決〉→〈使用人コマを一掃〉を行ない、これを6ラウンド繰り返して得点(名誉点)を競います。

行動要素は11種28ヶ所があり、それぞれ、短期的・中期的・長期的に得点が得られるもの、得点の元手となるお金を得られるもの、お金や得点勝負に力を注ぐためのカードを得られるものなどがあります。

〈行動要素を使用人コマで予約〉の段階では、1人ずつ代わりばんこに、自色の使用人コマのうち1個ずつをボード上の行動要素マスに置いて、その行動を予約していきます。
行動要素がどの順番で解決されるのか、また、誰がどこを狙っていて、自分の計画としてはもっとも先に抑えるべき行動要素は何かなどの優先順位をよく考えて配備しなければなりません。

全員、自色の使用人コマをすべて置きおえたら〈予約行動を順番に解決〉し、市場で戦闘用具や奴隷、補正サイコロなどを買ったり、闘技場や競馬場で蓄えた力を注いでお金を得たり、建築広場で作業場や別荘を建築したりして得点要素を高めていきます。

どの行動要素も先に抑えたい悩ましさがつきまとう中で、このゲームの最大の特徴は「両替ができない」ことにあります。
このゲームでは銅・銀・金の3種類の通貨を使いますが、両替ができないため、銅貨が必要な場所には銅貨を、銀貨が必要な場所には銀貨をあらかじめ獲得しておいて支払わなければなりません。このため、ライバルがそれぞれの通貨で何を狙っているかがおぼろげながら掴め、有効なマスの奪い合いが激化するのです。
また、たった1ヶ所だけ両替が少しできる予約マスもあり、ここを最初に抑えるべきなのか、そもそもそんな場所に頼るような行動を取るべきなのかも頭を悩ませます。

こうして〈使用人コマを一掃〉し、また新しいラウンドを、と繰り返して全6ラウンドを行ない、最終得点計算の上で最高得点の人が勝ちです。

ここがオススメ: どの行動要素も最優先に思えて、人が抑えるたびに「ぐわあ、そこだけは自分が置きたかったのに…!」と常に悶絶しそうな悩ましさが苦しくも楽しい、大人のじっくり型としてお薦めのゲームです。
3人で遊ぶと比較的マスが楽に抑えられてせっかくの悩ましさが薄れてしまうため、4〜5人で遊ぶことをお薦めします。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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