ゲーム紹介:交易王 (Catalyst社 北米版) / Merchants
相場の流行りを鑑みて商材を準備
交易王 (Catalyst社 北米版) / Merchants
メーカー: Catalyst game labs (カタリスト, USA), 発売年: 2010年 (原版は2007年)
作者: Reiner Knizia (ライナー・クニツィア, 代表作: 『ケルト』『インジーニアス』など多数)
13才~大人, 2~4人用, 所要30分, ルール難度: ★☆ (1.5)

『交易王』は、6種類(色)の交易品を取捨選択しながら、なるべく自分だけ高値で売却できるように、カードによって相場価格を塗り替えていくゲームです。
※ ドイツ Pegasus社の名作『交易王』の北米仕様です。ゲーム内容はまったく同じです。

16~17世紀、新大陸発見時代の貿易商となって、綿やインディゴ、毛皮などの商材を仕入れて高値で売りさばき、一番の大金持ちを目指しましょう。
1人ずつ代わりばんこに番が回ってきます。誰かが、手札から何か1色のカードを出して場の相場を塗り替えると、(その人だけではなく)全員に、その色の商材(キューブ)を持っている分だけ、相場(=その色が見えている枚数)に応じた金額が支払われます。
このため、各自、色の流行り廃りを考えて、前もって手持ちの商材を入れ替えておかなければなりません。
もし、他の人が持っていない色の商材をいくつか用意し、その色の相場をいっきに塗り替えることができれば、自分だけ大量の報酬が得られることになります。
しかし、ライバルたちは、その後その色の相場カードを塗り替えてしまうでしょうから、彼らの番の間にまったく報酬が得られない、ということになるかもしれません。
お金が溜まってくると、有利な「持てる商材が増える」「手札補充に有利」「商材交換に有利」「報酬が余計に貰える」といった権利カードを購入することができます。状況を鑑みつつ、無駄な出費をしないように上手に購入していきましょう。
こうしてゲームを続けていき、補充用の山札がなくなったらゲーム終了、もっともお金を多く持っている人が勝ちです。
ここがオススメ: とてもシンプルなルールながら、ライバルたちの商材の準備具合や手札の枚数、色ごとのこれまで使われた枚数、そして所持金状況などを鑑みつつ、ここぞというタイミングで自分だけ連続して大量に稼ぐ計画を練るのが楽しい、緻密な戦略好きの大人にお薦めのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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