ゲーム紹介:なんてったってホノルル / Ausgerechnet Honolulu
位置関係を保って都市名を並べる
なんてったってホノルル / Ausgerechnet Honolulu
メーカー: Huch & Friends (フッフ・フレンズ, ドイツ), 発売年: 2011年
国内販売元: ホビージャパン
作者: Bernhard Lach (ベルンハルト・ラフ) & Uwe Rapp (ウヴェ・ラップ)
10才~大人, 2~6人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)
![]() | ドイツ 2006年 ゲーム大賞 (Spiel des Jahres) 準候補 (Empfehlungsliste) ※ シリーズ初作の『Ausgerechnet Buxtehude』として |

『なんてったってホノルル』は、1人1枚ずつ、地図上の緯度か経度の関係を保ったつもりで場に並べられていくマイナーな都市名カードに対して、間違いを指摘することで得点を奪ったり奪われたりするゲームです。

世界中の都市名や名所が書かれた208枚のカードを使います。
1人ずつ代わりばんこに、山札から取った都市名カード1枚を、場に並べられた都市名カードに対して、緯度(南北)か経度(東西)の大小関係が合うように、新たに上下列の端に置いたり、途中に差し込んだりしていきます。
しかし、都市名は「ワガドゥグー」「バンダルスリブガワン」などその多くがまったく聞いたことのないような地名で構成されているため、名前の語感などから「おそらくこの辺だろう」と当て推量で並べることになります。
1人が都市カードを置くたびに、他の人が「それは違うんじゃないか?」と間違いを指摘するチャンスがあります。置いた1枚と隣の1枚をめくり、裏面の緯度経度を比較して確認しましょう。指摘した方とされた方の間で、ミスした方から得点コマを奪います。
こうして繰り返していき、途中で3回起こる「すべてめくって、関係が間違っている枚数を当てると得点」を経て、45枚を終えたらゲーム終了、いちばん得点を稼いでいる人が勝ちです。
ここがオススメ: 何となく世界中の地名を知った気になっている、大人ならではのいい加減な知識で「たぶんこの辺だろう」と置いた位置関係がまったく違っていたり、奇跡的に合っていたりと、ドラマチックに盛り上がる、気軽な大人向けとしてお勧めのゲームです。
位置に自信のある都市は、わざとぎりぎりの線で並べることで告発を誘うなどのテクニックも重要です。
カードが208枚もある中で毎回45枚しか使わず、しかも個々の都市名について「だいたいアフリカの辺り」までは覚えられても詳細まではとても覚えられないため、「覚えたら面白くなくなる」ということはあまり考えられません。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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