ゲーム紹介:ドラゴンゴールド城 / Burg Drachengold
放った騎士の着地具合で行動競う
ドラゴンゴールド城 / Burg Drachengold
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発売年: 2011年
作者: Markus Nikisch (マルクス・ニキシュ) & Sabine Kubesch (ザビーネ・クベシュ) & Laura Walk (ラウラ・ヴァルク)
6才~大人, 2~4人用, 所要20分, ルール難度:★☆(1.5)~★★(2)

『ドラゴンゴールド城』は、カタパルトで騎士タイルがお城に投げ込まれたとき、着地場所や表裏の着地状態などによって、声を上げたりポーズを取ったりと対応するアクションを競うゲームです。

1人ずつ代わりばんこに、手元のカタパルトを使って騎士タイルをお城(=箱)に投げ込みます。
城内は4区画に区切られていて、それぞれに道化師・魔法使い・ドラゴンといった住人がいます。タイルが着地した場所の住人に応じたアクションを、全員一斉に素早く行なわなければなりません。
投げ込んだ騎士タイルには、2桁の数字かアルファベットが書かれています。
- 道化師の部屋:
- そのまま数値やアルファベットを大声で言います。
- 魔法使の部屋:
- 2桁の数字を足した合計か、アルファベットで始まる単語を大声で言います。(T=た行、など、アルファベットと日本語頭文字の対応表があります)
- ドラゴンの部屋:
- 塔の頂上にいるドラゴンを素早く掴みます。
- 誰もいない:
- 「フェクス王ばんざい!」と大声で言います。
最初にうまくアクションを行なえた人が、ごほうびに今回の騎士タイルを貰えます。
こうして続けていき、誰かが4枚の騎士タイルを集めたら、その人の勝ちとしてゲーム終了です。
…と、ここまでがもっともシンプルな基本ゲームで、ここに様々な応用ルールを追加することで真価が発揮されます。
- 魔法使いのときに、数字を足すか引くかを決める「+と-のサイコロ」。
- 騎士タイルが裏面を上にして着地したときに、指示された動作を行なうか描かれている人物の名前を呼ぶ「動作カード」。
- 騎士タイルの表裏を逆に捉える「道化師の背面タイル」と「魔法使いの背面タイル」。
- 手番を終えるたびに部屋の住人タイルを入れ換える。
- アルファベットや数字、動作など、特定の行動を禁止する「フェクス王のコマ」。
…などなどです。
特にお勧めなのが動作カードの追加で、みんなでおかしなポーズを取ったり、走りまわったりしますが、実は正解は「名前を言う」だけだったりして、恥ずかしい思いをしてしまいます。
また「呼ぶときの名前」は自分たちで決めるので、「けんじくん」「ヨーヨーマ」「きらこうずけのすけ」など、工夫を凝らしましょう。
ここがオススメ: 瞬時には判断できないくらいのたくさんの条件を設けることで、「何ジャンプしちゃってんの~?!」と間違えて恥ずかしい思いをしたり、1人だけ正解だったりとドラマが生まれるのが楽しい、子供から大人まで気軽に盛り上がれるお薦めのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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