ゲーム紹介:穴掘りモグラ / Die Maulwurf Company

3 Comments
すごろくや

5層の盤が舞台,次々減る穴を争奪
穴掘りモグラ / Die Maulwurf Company
メーカー: Ravensburger (ラベンズバーガー, ドイツ), 発売年: 2007年(原版1995年)
作者: Virginia Charves (ヴァージニア・チャーヴス) & Bertram Kaes (ベルトラム・ケース)
5才~大人, 2~4人用, 所要30分, ルール難度:★☆ (1.5)

ドイツ 1995年
ゲーム大賞 (Spiel des Jahres)
候補(Auswahlliste)
穴掘りモグラ:箱

『穴掘りモグラ』は、ボードが重ねられた4階層を舞台に、自分のモグラコマたちを動かして、椅子取りゲームのように徐々に減っていく穴に入れ、下へ下への生き残りを競って、伝説の黄金シャベルを目指すゲームです。

穴掘りモグラ:展示用写真

まずは地表の層から始め、1人ずつ代わりばんこに、自分のモグラのどれかを選んで動かしては“穴に収まる”ことを狙っていきます。モグラを動かすにあたって、まずは手持ちのタイルを1枚めくり、そこに書かれた数字の通りに〈真っ直ぐ〉〈他コマを追い越せず〉〈ちょうどの歩数だけ〉交点をマス目にして進ませます。

うまくちょうどの歩数では穴に入れないかもしれませんが、タイル6枚の数字の構成が解ってくれば、次にどんな数字が来るかを予想して良い場所をキープできるかもしれません。
また〈他コマを追い越せず〉に進むということは、他の人の進路に割り込んで邪魔をすることも考えられるでしょう。

こうして〈タイルをめくる〉→〈モグラを1匹動かす〉を繰り返していき、すべての穴が埋まったら、その階層のボードを持ち上げて取り除きます。どの階層でも、穴の数よりもモグラの数の方が多いので、いくつかのモグラコマはボードごと取り除かれてしまいます。

無事に穴に収まることができたモグラは、次のステージに立っているはずです。さあ、さらに少なくなった穴を目指しましょう。「大きな交点」に着地することで得られる「連続手番」もうまく活用します。

最後の階層にはたった1つの穴が空いています。この穴にモグラを入れることができた人が、地中深くに眠る「伝説のゴールデンシャベル」を獲得して勝利します。

ここがオススメ: 先々の見通しや、ライバルたちの状態や狙いをよく考えて立ち回ることでうまくやれるのが楽しい、戦略系ゲームの足掛かりとして最適な、家族向けとしてたいへんお薦めのゲームです。よほどの失敗をしない限りは、序盤で自分のモグラが全滅するようなことはありませんが、最終的な勝敗には実力が問われるバランスの良さも秀逸です。
モグラが徐々に淘汰されながら深く潜るたびに、集中力も自然と研ぎ澄まされることでしょう。

店内でサンプルをご覧いただけます。

[ボタン:これを取り扱いリストで確認/購入]

関連記事
すごろくや
投稿者:すごろくや

コメント 3

まだコメントはありません。
じゅん  

先日お店で薦めて頂いて購入しました。やってみるまでは正直どうかな~と思っていましたが、かなり面白かったです!決して運だけに勝負が左右されないゲームの楽しさを子供と分かち合う事が出来て良かったです。ありがとうございました!

2012/01/09 (Mon) 23:21 | EDIT | REPLY |   
つばさ  
ルールの確認です

購入させていただきました。
モグラの移動ルールとして
「穴は通過できる」「モグラは通過できない」となっておりますが、この場合
「モグラが入っている穴」は通過できないという認識でよろしいでしょうか?

2020/12/11 (Fri) 19:36 | EDIT | REPLY |   
すごろくやスタッフ  
To つばささん

ご購入頂きましてありがとうございます。

>「モグラが入っている穴」は通過できないという認識でよろしいでしょうか?
はい。モグラがすでに入ってしまっている穴の上は通過することはできません。

2020/12/11 (Fri) 19:47 | EDIT | REPLY |   

コメントの記入