ゲーム紹介:クワークル / Qwirkle
場に色か形で縦横に繋げて点競う
クワークル
/ Qwirkle
メーカー: MindWare (マインドウェア, USA), 発売年: 2006年
国内版発売元: OHSサプライ, 国内版発行年: 2016年
作者: Susan McKinley Ross (スーザン・ロス)
6才~大人, 2~4人用, 所要30〜60分, ルール難度:★☆ (1.5)
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ドイツ 2011年 ゲーム大賞 (Spiel des Jahres) 大賞受賞 |
『クワークル』は、色とシンボル形状の組み合わせで構成されたタイルを使って、1人ずつ手持ちから選んでは、共通の場に色か形が合うようにつなげていき、つなげた列ごとのタイル数で得点を集めるゲームです。
1人ずつ代わりばんこに、木製タイルを手持ちから選んで、縦か横で形と色が合うように場のコマ群につなげていきます。色・形とも6種類ずつの組み合わせがあり、直線上に配置すれば何枚出しても構いません。
今回置いたタイルが関わった、同じ色か形の並びの数だけ得点がもらえます。もし置いたタイルが縦横の並びに関わっていれば、それぞれの分だけ得点が一挙にもらえるため、ぜひ狙っていきたいものです。ただし、ひとつの連続した並びに同じ要素が含まれてはいけないため、不整合が生じるところには置けず、なかなかそのようなチャンスはありません。
さらに、もし直線6枚の並びを作れたら「クワークル!」と声を上げてボーナスの高得点がもらえます。しかし、そうはさせまいと、ライバルたちは6枚並びになりそうなところにあえて「不整合」を生じさせて邪魔をするでしょう。
こうしてゲームを続けていき、手持ちが尽きたときに合計得点が多い人が勝ちです。
ここがオススメ: とても簡単なルールで、高得点の場所を密かに見出して「クワークル!」と高らかに宣言するのが楽しくて、つい「もう一回!」と言いたくなる、「次はうまくやれそう」がたくさん詰まっているゲームです。タイルの色と要素の枚数構成が解ってくると、より一層深みを増します。子どもから大人まで、幅広い年齢層でじっくり楽しめる、かなりおすすめのがゲームです。
すごろくやの説明書付き: 2014年末の再入荷にあたり、すごろくやで説明書を一新しました。簡単なルールではありますが、並べたときの得点計算でつまづきがちな所があったため、解りやすく、簡潔に解説しています。
トラベル版: 小型のトラベル版もあります。個々のタイルの辺が2cm弱とかなり小さいですが、要素としてはまったく同じで、遜色なく楽しめます。入れ物のポーチがタイルの取り出し袋にもなっており、手軽に取り出して遊べます。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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