ゲーム紹介:あわてんぼ魔女 / Schusselhexe

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1~4要素の条件に合う材料を探す
あわてんぼ魔女 / Schusselhexe
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発売年: 2011年
作者: Markus Nikisch (マルクス・ニキシュ) & Dr. Sabine Kubesch (ザビーネ・クベシュ) & Laura Walk (ラウラ・ヴァルク)
5才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★(1)~★☆(1.5)

あわてんぼ魔女:箱

『あわてんぼ魔女』は、サイコロの指示だと魔女のコマがどこまで進むのかを、頭の中で考え、そこにある釜に必要な「足りないもの」を探して当てるゲームです。

あわてんぼ魔女:展示用写真

魔法の薬を大きな釜で調合しています。でも、あわてんぼ魔女は、それぞれの釜で、何かの材料を1つずつ入れ忘れているのです。あわてんぼ魔女の手助けをして、ごほうびの魔法の薬をたくさん集めましょう。

このゲームは、サイコロやコマなどのたくさんの要素を、自由に組み合わせることができるようになっています。


まずは、1~6が出るサイコロ1個と、あわてんぼ魔女のコマだけ、という、いちばん簡単な遊び方を紹介します。

1人ずつ代わりばんこに、答える役を担当します。
毎回、答える役の人は、となりの人に振ってもらったサイコロをよく見て、あわてんぼ魔女が時計回りでどこまで進むのかを、頭の中で考えます。 この間、他の人たちは、「♪1、2、3、4、5、6、フェクス! ほんとに魔法にかかったみたい…」と呪文を唱えます。呪文を唱え終わったら、サイコロをカップで隠してしまいます。

あわてんぼ魔女が進んだ場所の目の前にある釜には、何かの材料が足りないはずです。絵をよーく見て、補うべき材料のチップをボードの周りから選びましょう。
カップを開けて検証し、本当に合っていれば、ごほうびに魔法の薬チップを貰えます。

これを繰り返していき、全員で4周したらおしまいです。もっとも魔法の薬を集めた人が勝ちです。


つぎに、「全部入り」の、もっとも複雑な形式を紹介します。
この形式では、あわてんぼ魔女の他に、魔法使いフェクスのコマが登場し、特殊な指示サイコロ3個が追加されます。

あわてんぼ魔女:サイコロ指示

基本的なルールや流れは同じなのですが、追加サイコロによって、〈今回動かすのは誰か〉〈どっちの方向に周るのか〉〈探す釜は目の前か後ろか〉が変化します。


しかも、魔法使いのフェクスはたいへん天邪鬼(あまのじゃく)で、彼が動くときには、周る方向と釜の前後を常に逆に捉えなければならず、かならず後ろ向きに歩くという、頭がこんがらがりそうな動きをします。

さあ、ごほうびが運良く1個くらいは取れるのでしょうか?
サイコロやコマは好きなように組み合わせて遊ぶことができます。全員いっせいに考える応用ルールもあります。

ここがオススメ: さまざまな応用ルールの組み合わせによって、小さな子供から大人まで混乱する様が楽しめるお手軽なゲームです。

HABA社のフェクス(Fex)シリーズ: このHABA社の新しいフェクス(Fex)シリーズは、神経科学と知育に関するドイツの研究所との共同制作によって生み出されたラインナップです。
遊ぶ人たちと環境に応じて条件やルールをいろいろと入れ替えることで、状況に応じた柔軟な応用力を発揮させ、発達科学でいうところの“実行機能(結果を予測して行動や思考を制御する力)”の発達を促しています。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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