ゲーム紹介:宝石ハンター / Juwelenjagd

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指の感触でタイルの凹み数を探る
宝石ハンター / Juwelenjagd
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発売年: 2011年
作者: Herbert Biella (ヘルベルト・ビーラ)
6才~大人, 2~4人用, 所要 15~25分, ルール難度:★☆(1.5)

宝石ハンター:箱

『宝石ハンター』は、指先の感触だけでタイル裏面のくぼみ個数を数えることで、毎回、指示された正しい数になるようなタイルを2枚集めて宝石を獲得するゲームです。

宝石ハンター:展示用写真

若く優秀な海賊候補のための海賊試験のはじまりです。
なるべく高得点を獲得できるように、赤色の宝石(=3点)、青色の宝石(=2点)、緑色の宝石(=1点)をできるだけたくさん集めることを目指します。

宝石ハンター:半分島タイルの穴

宝石を獲得するには、毎回、数字サイコロ2個によって指示される数の分ちょうどになるように、宝のありかを揃えなければなりません。
宝のありかは、場の“半分島(はんぶんじま)”の裏面に、くぼんだ穴として記されています。サイコロで示された数とちょうど同じ穴の数を持つ半分島2つを揃えることで、宝石獲得のチャンスを得ていきます。


宝石ハンター:遊戯中

試験は常に全員同時のスピード勝負で行なわれます。場にある半分島タイルを、素早く、次々に確認して穴の数を探らなければなりません。
また、さらにやっかいなことに、穴を探るときに目で見てはならず、タイルの裏面を指先で触った感覚だけで数えなければならない、というのがこのゲームのミソです。


もたもたしていると、せっかく数を確認した半分島をライバルに持っていかれてしまいます。 もし、これだ!というタイルのペアを見つけたら、すばやく手元で組み合わせて大きな島を作り、場の海賊島から赤い海賊船を掴み取りましょう。以降、2番目の人は青色の船、3番目の人は緑色の船という風に、我先にと奪い取っていきます。

さあ、答え合わせです。赤色の海賊船を奪った人からチェックし、穴の数が合っていれば1個3点の赤い宝石をもらえます。次は青色(=2点)、そして緑色(=1点)、という順番です。
しかし、もし誰かが揃えた数を間違っていたら、宝石を受け取る権利が次の人(赤→青→緑→…)に渡されます。この結果、次々と宝石を受け取る権利が渡されるため、遅すぎて何もできなかったのに、例えばすべての宝石(=6点)を受け取ることがあるのです。

こうしてゲームを続けていき、10ラウンド行なってストックの宝石が尽きたらゲーム終了、価値の高い宝石をいちばんたくさん集めた人が勝ちです。

ここがオススメ: 早い者勝ちの緊張感の中で、指先の感覚だけで凹み具合を探り、穴の数を認識していくのが楽しい、子供から大人まで気軽に遊べるお薦めのゲームです。
タイルの大きさと穴の配置が絶妙にいじわるにできていて、大人が両手で探ってもかなり間違えることと、おこぼれがもらえる仕組みが秀逸で、例え自分が早目に探し当てられなかったとしても、おこぼれで宝石をもらえるかもしれない期待感にワクワクします。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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【2013.10.31】残念ながらメーカー絶版とのことで、在庫限りで取り扱いリストから外します。

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