ゲーム紹介:(新)キング・オブ・トーキョー / King of Tokyo
東京が舞台の大怪獣サイコロ対決
キング・オブ・トーキョー(2016年新版)
/ King of Tokyo
メーカー: IELLO (イェロ, フランス), 発売年: 2016年(原版2011年)
国内版発売元: ホビージャパン, 国内版発行年: 2016年
作者: Richard Garfield (リチャード・ガーフィールド, 代表作: 『マジック ザ・ギャザリング』『ロボラリー』)
8才~大人, 2~6人用, 所要30分, ルール難度:★★ (2)

『キング・オブ・トーキョー』は、怪獣映画の世界観を舞台に、各自、東京を襲撃する大怪獣となり、特殊なサイコロを振って選択することで、ライバル怪獣を攻撃したり、都市破壊ポイントを獲得したりしていくゲームです。

各自、ゴジラ型や宇宙人ロボット型など、好きな大怪獣を選んだらゲームスタートです。1人ずつ代わりばんこに、〈サイコロ6個を取捨選択しつつ3回振る〉→〈出たマークに応じて、攻撃 / 都市破壊 / エネルギー充填 / 回復〉→〈充填エネルギーを使って特殊能力カードを獲得〉を繰り返していき、先に“都市破壊ポイント”を既定値に上げるか、または1人だけ生き残ることを目指します。

攻撃の際、攻撃先を誰からでも選べるわけではなく、常に、テーブル中央にある「東京」に位置する怪獣が自動的に狙われます。
つまり、東京に位置する怪獣は他全員から集中攻撃を浴びてしまうのです。
しかし、もし東京から撤退せずに再び自分の番まで居座ることができれば、大きな“都市破壊ポイント”を獲得したり、他全員に対して一斉に攻撃を仕掛けることができます。 残りの体力をよく考えて、居座るか撤退かを判断しましょう。
また、〈エネルギー充填〉行動によってエネルギーキューブを蓄えることで、場に並んだ特殊能力カードを獲得することができます。
特殊能力カードには、
- 増えた首:追加のサイコロ1個を使える
- カモフラージュ:攻撃を軽減できる
- 模倣:人の特殊能力を真似できる
など、怪獣ものに相応わしい66枚があり、消費するエネルギー量によって強力な効能を発揮します。
こうしてゲームを続けていき、都市破壊ポイントが既定値に達するか、他の怪獣を倒して1体だけ生き残った人が勝ちです。
ここがオススメ:
男の子心をくすぐるテーマと簡単なルールで、成長か攻撃かの方針を立てながら、振ったサイコロを取捨選択して自分の怪獣を育てて戦わせるのが楽しくて盛り上がるゲームです。
じっくり楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてたいへんおすすめです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
- 関連記事
-
- ゲーム紹介:クマのバスティー / Basti Bär (2011/04/07)
- ゲーム紹介:モンド / Mondo (2011/04/03)
- ゲーム紹介:(新)キング・オブ・トーキョー / King of Tokyo (2011/04/01)
- ゲーム紹介:SOS急流下り / SOS Wildwasser (2011/03/26)
- ゲーム紹介:余計な料理人 / Zu viele Köche (Too Many Cooks) (2011/03/20)