ゲーム紹介:コリドール / Quoridor
升目に壁を立て経路を妨害&確保
コリドール
/ Quoridor
メーカー: Gigamic (ギガミック, フランス), 発売年: 2007年(原版1975年)
作者: Mirko Marchesi (ミルコ・マルケシ, 代表作: コリドール)
6才~大人, 2~4人用, 所要20分, ルール難度:★(1)

『コリドール』は、マス目の盤上に手持ちの壁を立てて相手の進路を妨害しつつ、自分のコマを進めて向こう岸を目指すゲームです。

各自、自分のコマを担当して、スタート地点である1辺の中央から、向こう側の辺を目指して、9×9のマス目を進んでいきます。
1人ずつ代わりばんこに、〈自分のコマを1マス動かす〉または〈手持ちの壁をマス目の溝に立てる〉を行なっていくだけのシンプルルールです。
ライバルの進行を妨害するため、タイミングと位置を見計らって壁を立てていきましょう。しかし、ゴールまでの抜け道を完全にふさぐことはできないため、逆にそこを突かれて進路を確保されてしまうかもしれません。
こうしてゲームを続けていき、先に向こう側の辺まで到達できた人が勝ちです。
ここがオススメ:
お互いのコマの位置と壁の配置状況を判断して、進むのか、進まずに壁を置くのかの判断が悩ましいゲームです。
ルールはシンプルなのですが、囲碁や将棋のような、完全に手の内の情報が公開されているタイプのゲームですので、いかに先々まで選択肢を読むかが問われるシビアなゲームです。
コマや壁、土台ともすべて木製です。
説明書内の日本語ルールでは3人用のルール表記が曖昧ですが、「壁は5枚使う」以外は4人用ルールが適用されるとのことです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
マス目が7×7と少し小さくて、ネズミコマが向こう側のチーズを取る、という可愛らしい装飾が添えられた『コリドールキッズ』もあります。とはいえ、シビアさはほとんど変わりません。