ゲーム紹介:クロウ / Crows

0 Comments
すごろくや

タイル繋ぎで光り物に鴉を集める
クロウ / Crows
メーカー: Valley Games(バレーゲームズ, カナダ), 発売年: 2010年
作者: Tyler Sigman (タイラー・シグマン)
10才~大人, 2~4人用, 所要45分, ルール難度:★★(2)

クロウ:箱

『クロウ』は、木々のタイルを縦横無尽につなげながら、タイル上に散在するカラスたちの場所をよく考えて、より多く引き寄せられる場所に宝石を置き、得点を競うゲームです。

クロウ:展示用写真

1人1回ずつ、〈場のタイルを1毎増やす〉→〈自色の宝石をどこかに置く〉を行なうだけで1ラウンド終了、清算を行なって、また次のラウンドを、と繰り返していきます。

カラスは光り物が大好きで、より近くの宝石へと集まる習性があります。ラウンド終了の清算時、タイル上に散在するカラスコマを、上下左右で見て、宝石までの距離が近い方、また同距離等ならば匹数を等分して移動させます。
移動させた結果、各自の宝石に集めた匹数が得点となり、ラウンドごとに累計されていきます。

クロウ:宝石への群がり方

これを繰り返していくのですが、いくつかの要素が頭を悩ませます。

  • ガラクタ品タイルに宝石を置くと、同距離判定のときに等分ではなくこちらが優先されます。
  • 墓場タイルに宝石を置くと、集めた引数の2倍の得点がもらえます。
  • ゴミ箱タイルを既存タイルと交換することで、カラスの移動時にいったん足止めをさせられます。
  • 特定の枯れ木タイルに置くと、「カラス2匹を即座に移動できる」「今回墓場ボーナスなし」などの特別な効能を持つチップがもらえます。

こうしてゲームを続けていき、補充用のタイルが尽きたらゲーム終了、最後の清算を行なって最高得点の人が勝ちとなります。

ここがオススメ: 毎回形を変えながら散在するカラスたちの居場所と数を考えて、より多く“引き寄せる”にはどうしたら良いかという、少し変わった考え方を促すのが楽しいゲームです。 宝石を置く順番をうまく使って、有利な場所を取ったり、妨害行為をしていきましょう。
時間を掛けて考えようとするととても所要時間が長くなってしまいますので、テンポ良く遊ぶことをお薦めします。

店内でサンプルをご覧いただけます。

[ボタン:これを取り扱いリストで確認/購入]
関連記事
すごろくや
投稿者:すごろくや

コメント 0

まだコメントはありません。

コメントの記入