ゲーム紹介:ファミリア / Famiglia

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すごろくや

札の取捨選択で自マフィアを強化
ファミリア(第二版) / Famiglia
メーカー: 2F-Spiele(ツーエフ・シュピーレ, ドイツ), 発売年: 2011年(初版2010年)
国内版発売元: アークライト, 国内版発行年: 2015年
作者: Friedemann Friese (フリーデマン・フリーゼ, 代表作:『電力会社』『ファウナ』など多数)
10才~大人, 2人専用(1人用応用ルールあり), 所要30分, ルール難度:★☆(1.5)

ファミリア(第二版日本語版):箱

『ファミリア』は、手札のマフィア構成員2枚を選んで使うことで、場にある少し格上の候補を手札に誘う、ということを繰り返していき、自分のファミリーの総合得点を競う、2人専用のカードゲームです。

ファミリア:展示用写真

自分の弱小ファミリーを強大なマフィアに育てましょう。
場に並んだマフィアの構成員候補たち。この候補を自分のファミリーに勧誘したいところですが、誘うには、対象の候補よりも1ランク下の構成員を2枚、しかも色を合わせて出さなければなりません。

うまく出せれば、その候補を自分の構成員として手札に組み込むことができます。
また、使った構成員2枚のうち1枚も手札に戻ってきますが、1枚は「事務所」と称された捨て場行きになってしまいます。

このように、2枚を出して1枚は捨て、1枚は獲得した1枚と手札に戻り、と、手札の枚数は変わらずに、交互に構成員カードを使いながら、段階的に自分のファミリーを強化していきます。

どの色を強化していくのか/諦めるのかも重要です。構成員は色ごとに「捨て札呼び戻し」「誘いランク下げ」「色問わず」「高得点」という効能を持っているため、それらを方針と状況に応じて巧みに使いこなしていく必要があるのです。

こうしてゲームを続けていき、ゲーム終了時に構成員の得点合計がより大きい人が勝ちです。

ここがオススメ: ランク0の構成員ばかりで最初はほとんど何もできませんが、徐々に回転しはじめると、あれこれできるようになるのが悩ましくも楽しい、何度も遊びがいのある、じっくり派にお勧めの手軽な2人用ゲームです。
まんべんなく色を集めていてもダメですが、何かの色に特化してもうまく行きません。色の方針を決めつつも、使える構成員は確保しておき、ここぞというタイミングで使えるようにしたいものです。
カードの1枚1枚にすべて個別のイラストが描かれていたり、並べると背景がつながっているなど、豪華なアートワークが施されています。

店内でサンプルをご覧いただけます。

[ボタン:これを取り扱いリストで確認/購入]
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投稿者:すごろくや

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うさZ  
ファミリア

このカードゲーム大好きです!
もっとカード、ボードゲームがメジャーになってほしいものです。

2011/07/22 (Fri) 18:41 | EDIT | REPLY |   

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