催しものリポート:1/9 みんなの作業場 @ 座・高円寺
こんばんは。
先日の1月9日(日曜)に行なった、ボードゲームを使ったワークショップ(ものを作ったり学んだりする体験を促す場)形式の催しもののリポートです。

昨年9月に実施した「教える人になろう」と同じく、高円寺駅から東へ徒歩5分ほどの場所にある、多目的ホール「座・高円寺」内での「みんなの作業場」の一環として行ないました。
「みんなの作業場」では、子供たちのために、学校ではできないような、趣向を凝らしたさまざまな体験会を定期的に行なっています。
今回は、「ゲームを作ってみよう」をテーマに、一方的な言葉の描写だけで絵を模写させるゲーム『アイデンティク』の問題作りに挑戦してもらいました。
まずは『アイデンティク』から数問を遊んでみます。読み手にチャレンジしたいという子が出てきたので、挑戦してもらい、「わからない」相手に伝えることの難しさを実感してもらいます。
さあ、次はいよいよ問題作りです。3~4人のチーム単位で1問ずつ作ります。

1人1~2個、好きな絵を紙に描いてから、はさみでそれを切り抜いてもらいます。

そしてそれを大きな用紙にコラージュ(ばらばらの素材を組み合わせて造形する技法)していきます。
「これ、このへんでいい?」「おれのこっち置くから一緒に並べよう」など、メンバー間で相談が始まります。
壮大なロボットストーリーが出来上がっているチームも。

こちらは女の子チーム。ぜんぜん違いますね。

コラージュができて絵が完成したら、今度はチェックポイント作りです。
他チームに聞かれてはなるまいと、ヒソヒソ声で「こういうのはどう?」と作り上げていきました。
そしてついに各チームの問題が完成しました。今度は実際にこの問題を使ってゲームをしてみます。

大人:「えー、バルタン星人が真ん中にいてー…」
こどもたち:「バルタン星人って何!」
大人:「えーと、カニみたいな宇宙人でー…」
かなり難航しつつも、がんばって描いていきます。

タイムアップ! さあ、チェックポイントで答え合わせです。
どのくらい当たっていたのでしょうか?
…とこんな具合に、各チームの問題を元にゲームができ、結果は予想以上の成功を収めました。
自分の満足や先生の評価のためではなく、遊んでくれる人のために絵を作るという新鮮な体験を促せたのではないかと感じています。
スタッフ(大人)がポロリと漏らした「いいなあ、楽しそうだなあ」が印象的でした。 座・高円寺のスタッフのみなさん、ありがとうございました!
次回の「みんなの作業場」での すごろくや協力は、来年度、4月以降にまた計画される予定です。
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