ゲーム紹介:セベク / Sobek
減点札と併せて商品を種別に収集
セベク / Sobek
メーカー: GameWorksSáRL(ゲームワークス, フランス), 発売年: 2010年
作者: Bruno Cathala (ブルーノ・カサラ, 代表作:『モウ』など)
8才~大人, 2~4人用, 所要40分, ルール難度:★☆(1.5)

古代エジプト神の名前に由来する『セベク』は、毎ラウンド、自分の得点コマを進めるべく、欲しい商品カードがあったら途中の不要な減点商品カード込みで獲得し、種類ごとに集めるゲームです。

商品カードを同種3枚以上集めては出して得点し、その分だけ自分の得点コマを進めて100点を目指します。

商品カードは6種類あり、さらにそれぞれに0~3の得点の倍率が描かれています。同じ種類を3枚以上集めて出せば、枚数×倍率マークの数が得点となるため、効率良く集めていきたいところです。
毎ラウンド、この商品カードが、場に表向きでランダムに並べられています。
1人ずつ代わりばんこに、手前の方からカードを取っていきます。

もし、欲しいカードが奥の方にある場合には、その途中にあるカードを「汚職」と称して、まとめて減点カード置き場に蓄えなければなりません。
同種カードを3枚以上、そしてできれば高倍率のカードが欲しいので、どうしても欲しい遠くのカードは、減点もやむなしと獲得しましょう。
こうして続けていき、同種カードが3枚以上が揃ったら、そのセットを手元に出して得点の素とします。

場に並んでいるカードの中には、「減点を減らす」「汚職なしで取れる」など、強力な効能を発揮するキャラクターカードがありますが、これらは裏向きで置かれているため、減点を引き取ってまで遠くのキャラクターカードを取るかどうか、悩みどころです。
また、同種3枚以上のセットを、早いタイミングで出すともらえるタイルの効果なども活用していきましょう。
こうしてゲームを続けていき、ラウンドが終了するたびに清算します。得点コマを進めたり戻したりしながら、100点のマスに到達した人が勝ちです。
ここがオススメ: 毎ラウンド使いきるカード内容が同じため、どのカードが出ている/出ていないを鑑みて、ライバルが欲しい種類/要らない種類を把握しつつ、減点が増えるリスクを避けるのか、誰かに取られてしまうよりはと手を出すのかの損得勘定に悩ましい、手軽ながら悩みどころのあるところがお薦めのゲームです。
回数をこなすと、大胆にいくべきところは大胆にいく豪快さが必要なことが解ってくるでしょう。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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