ゲーム紹介:バーゲンハンター
数札勝負で掘り出し物を集める
バーゲンハンター(2010年版)
/ Bargain Hunter
メーカー: Valley Games (バレーゲームズ, カナダ), 発売年: 2010年(原版は1998年)
作者: Uwe Rosenberg (ウヴェ・ロゼンベルク, 代表作:『ボーナンザ』『アグリコラ』など多数)
10才~大人, 3~4人用, 所要45分, ルール難度:★☆(1.5)

『バーゲンハンター』は、数字カードを各自1枚ずつ出して、その記号と大きさで誰が総取りするかの勝負を繰り返しながら、狙った数字を集めたり、狙い損ねて引き取ったゴミカードの中から数字グループを拾ったりして得点を稼ぐゲームです。

カードゲーム遊びの大きな分類として、トランプカードなどを使って、数字カードを各自が選んで1枚ずつ出し、その記号と大きさで誰が総取りするかの勝負を繰り返して得点を競う、『トリック・テイキングゲーム (Trick-Taking Game)』と呼ばれるものがあります。
※ そういう名前のゲームがあるわけではなく、似た形式の遊び方の総称です。
この『バーゲンハンター』も、そのトリック・テイキングゲームの流れを大きく汲んでいて、数字(1~9、ドライヤーやテレビなど、中古品の種類)が6色分という構成で、得点を競います。
毎回、色縛りが宣言されて各自が1枚ずつ出した数字カードのなかで、一番大きい数字を出した人がカードを総取りします。
この総取りした中に、自分が集めると決めた数字(中古品)があれば、得点に加えることができます。しかし、それ以外の数字(中古品)は、すべて自分のゴミ箱行きになって、マイナス得点が増えていってしまいます。
できるだけ、狙った数字を取れるように/マイナス得点を取らないように、大きな数字や切り札に相当するカードをうまく使って獲得していきましょう。
しかし、実はゴミ箱行きのカードも、ゲーム途中の節目で、同じ数字が集まっていれば拾い出して得点にできるチャンスがあります。そのチャンスを狙って、ゴミ箱の方にも狙った数字を集めていく必要があります。
こうしてゲームを続けていき、山札が尽きたらゲーム終了の合図です。獲得した数字カードの得点とゴミ箱カードのマイナスを集計して、最高得点の人が勝ちです。
ここがオススメ: 各自が狙っている数字と手札の状況を探りながら、ここぞというタイミングを計って勝負を仕掛けるのが楽しい、緻密な勝負を好む方にお薦めのゲームです。
世界最大のボードゲームファンサイト「Boardgame Geek(ボードゲームギーク)」にて、高評価コメント(英語, 日本語機械翻訳版)が寄せられています。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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