ゲーム紹介:パイナツプル

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手ごとの得点に悩む心理ジャンケン
パイナツプル
メーカー: サイ企画 (日本), 発売年: 2010年
作者: 居椿 善久 (いつばき・よしひさ, 代表作:『熟語トランプ』『ロメオ』など)
5才~大人, 2人専用, 所要10分, ルール難度:★☆(1.5)

パイナツプル:箱

『パイナツプル』は、グーチョキパーのジャンケンを行なうにあたって、場の「どの手で勝つと何点」の得点カードを考えた上でどの手を出すかに悩む、読み合いのゲームです。

パイナツプル:展示用写真

ジャンケン勝負を何度も行なっていきますが、毎回、場のカードで「チョキで勝てば○○点」「グーで勝てば○○点」「パーで勝てば○○点」といった得点が示されています。

最終的な得点勝負ですので、高得点の手(写真の例ではパー)を出して勝てれば良いものの、相手はそれを見越してそれに勝つ手(写真の例ではチョキ)を出してくるかもしれません。

また、同じカードを3枚集めるとボーナスをもらえたりするため、小得点カードを狙うのもあながち悪くはありません。相手が何をどう集めているか/集めようとしているかによっても考えは変わってくるでしょう。

こうして、ジャンケン勝負→得点カード取得、を続けていき、ゲームが終わったときに、より高得点の人が勝ちです。

ここがオススメ: 子どもでもできるジャンケンをベースに、「餌をぶらさげられている」という前提の元、相手がどの手を出してくるか、判断の悩ましさが楽しめるように得点配分がなされた、お薦めのゲームです。
ちなみに、写真の例は、読み合いがぐるっと一周してパーが勝った、という構図になっています。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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