ゲーム紹介:ロメオ
スクラブルをローマ字コマで遊ぶ
ロメオ / romeo
メーカー: サイ企画, 日本), 発売年: 2010年
作者: 居椿 善久 (いつばき よしひさ, 代表作:『熟語トランプ』『もんじろう』)
10才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆(1.5)

『ロメオ』は、アルファベット駒をつなげて英単語を作る名作『スクラブル』を、日本語で楽しめるように、厳選されたローマ字用のコマを使って遊ぶゲームです。

※ コマ以外の用具(盤, 衝立, 袋)はスクラブルのものです。同梱されていません。
1人ずつ代わりばんこに、『スクラブル』と同様に、手札のコマを使って、縦横方向に単語(固有名詞以外ならほぼなんでもあり)を並べて作っていきます。
各ローマ字コマには、単語を作る上での使用頻度に応じた得点が書かれています。たとえば、母音(A,I,U,E,O)はよく使うので1点、“P”は日本語ではあまり使わないので10点、という具合です。
並べた単語の合計得点を数えて累計していきます。盤面のボーナスマスによって、文字得点2倍や単語合計2倍といった、より高得点を狙うこともできます。
こうしてゲームを続けていき、コマがなくなったらゲーム終了の合図。もっとも多くの得点を獲得した人が勝ちです。
ここがオススメ: スクラブルの名手でもある作者さんが、過去に提唱されていた「ローマ字でスクラブルを遊ぶと、英語圏の人達の楽しさが解る」という構想を踏まえて、日本語向けに文字と得点構成を厳選した、まさしく「英語の人達の楽しさってこうだったんだ!」と解る、お勧めのゲームです。
『スクラブル』がなくても、単独での遊び方が入っていますが、やはりセットで遊ばれることをお薦めします。もし、スクラブルのルールさえ判れば、盤面なしのスクラブルルールを応用しても充分楽しめます。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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