ゲーム紹介:袋の中の猫フィロー / Filou: Die Katze im Sack

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各自が伏せた得点をまとめて競る
袋の中の猫フィロー / Filou: Die Katze im Sack
メーカー: 2F-Spiele(ツーエフ・シュピーレ, ドイツ), 発売年: 2007年
国内版発売元: アークライト, 国内版発行年: 2018年
作者: Friedemann Friese (フリーデマン・フリーゼ, 代表作:電力会社, ファウナなど多数)
8才~大人, 3~5人用, 所要20分, ルール難度:★☆ (1.5)

袋の中の猫フィロー:箱

『袋の中の猫フィロー』は、各自が伏せて出した得点カードをまとめて獲得するにあたって、少しずつ得点カードが公開されていく中で競りを行なうゲームです。
「袋の中の猫」は、欧米で「期待したものが入っていなくて騙された」ことを意味するのだそうです。

袋の中の猫:展示用写真

毎回、「+15」や「0」「-8」「最高点潰し」「最低点潰し」などの得点カードを各自が手札から1枚選んでは、裏向きに伏せて出し、今回の得点が形成されます。
この、伏せられた「自分のだけは知っている」得点カードすべてを引き取る1人は誰か、順番に提示する額をつり上げることで競りを行なっていきます。

競りから降りると少額のチップがもらえますが、さらに得点カードがめくられて、少しずつ得点内容の全貌が明らかになっていきますし、次に降りる人のためにもっと高額のチップが用意されます。降りるタイミングをよく考えなければなりません。
最後に残った1人が、提示したチップを支払って、すべての得点カードを獲得します。

こうしてまた、手札から得点を出し…、とゲームを続けていき、全9回競りを行なったらゲーム終了です。 得点カードの数字の合計とチップの枚数を数えて、最高得点の人が勝ちです。

ここがオススメ: 得点も大事、チップの保有数も大事、自分のカードがいつ公開されるかの順番も大事と、心理戦と競りが融合した悩ましさが楽しい、駆け引きがお好きな方にお勧めのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

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