ゲーム紹介:トレンディ
カード種類の流行に乗り遅れずに点を稼ぐ
トレンディ
/ Trendy
メーカー: Spiel Spass(シュピール・スパス, ドイツ), 発売年: 2000年
作者: Reiner Knizia(ライナー・クニツィア, 代表作:ケルト, ねこギャング)
8才~大人, 2~5人用, 所要20分, ルール難度:★☆

『トレンディ』は、全員が狙っているカード種類の流行に乗り遅れないようにしたり、新たな流行を作ったりする目的で、手札からカードを繰り出していくゲームです。

色別のファッションカードが5種類、65枚あります。1人1枚ずつ、これらのカードが手札から手元に出されていきます。
カードが出されるたびに、そのファッションが流行したかどうかチェックします。いままで出された全員分のそのファッションカードを数えて、もし、そのファッションに必要な枚数(書かれている数字の分)が揃ったら、そのファッションが今年の「流行」として認められます。
例えば、“3”のファッションなら全員で3枚だけあれば「流行」、“7”なら全員で7枚目が出されたときにやっと「流行」と認められます。
「流行」として認められたカードを手元に出していた人は、それを獲得し、そこに書かれた数字(=流行するために必要な枚数)が得点として加算されます。得点がもらえるように、ライバルが出したカード種類をよく見て、流行しそうなファッションには敏感に乗っていきましょう。
一方、場には出されたものの、「流行」として認められなかったカードは、非情にも捨て札となってしまいます。せっかく出した高得点ファッションが捨て札にならないよう、やはり敏感に流行を察知する必要があります。
こうして、またまっさらな状態からカードを出し…、とゲームを続けていきます。
カードの中には特殊な「2枚分と数えるスーパーモデル」や「流行つぶし」もありますので、使いどきを見計らっていきましょう。
補充用の山札が無くなったらゲーム終了の合図です。最後の流行が揃ったら、各自の得点を数えて勝者が決まります。
ここがオススメ:
とても簡単なルールながら、ライバルたちの狙いをよく見据えて、流行の波に乗っておこぼれを貰うのか、自ら流行を作ることで枚数を多目に稼ぐのかの駆け引きが悩ましく楽しい、お勧めのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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