ゲーム紹介:サイトシーイング / Städtetour

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各自の目的地隠しバスで欧州巡る
サイトシーイング / Städtetour
メーカー: HABA(ハバ, ドイツ), 発売年: 2009年
作者: Eugen Wyss(オイゲン・ヴィス)
6才~大人, 2~4人用, 所要 20~30分, ルール難度:★☆

サイトシーイング:箱

『サイトシーイング』は、バスでヨーロッパを巡りながら、各自が到着を目論む目的地を推測して、分岐点でコースを選んでいくゲームです。

サイトシーイング:展示用写真

パリへ、ベルリンへ、ロンドンへ―。あなたはわくわくのサイトシーイング(名所巡り)で休暇を楽しんでいます。 しかし実は、みんなはそれぞれ、カードで指示された自分の目的地に辿り着こうと考えているのです。

サイトシーイング:バス近影

1人ずつ代わりばんこに、袋からバスチケットを1枚引いては、バスを進めていきます。引いたバスチケットの種類によって「前方へ」「反転して」が指示されます。バスを進行方向に従って進めていきましょう。
バスを進めるマスの数は、それまで使われたチケットの数です。つまり、どんどん進める数が増えていくのです。


道の途中で分岐点に差し掛かったら、好きな方の道を選ぶことができます。
このとき、あらかじめ配られたカードに描かれている目的地の都市を意識しなければなりません。 もし、自分の目的地に辿り着ければ、これまで使われたチケットを、得点として総取りすることができます。 しかし、もし、進めていく途中の都市が誰か他の人の目的地だったら、「そこでストップ!」と言われて、チケットはその人が総取りしてしまうのです。 ゲームの途中で、誰がどの辺りを目指そうとしていたのか/避けようとしていたのかをよく考えて、行き先を決めましょう。

ときどき、袋から、自由に通行できる「周遊チケット」を引くことがあります。 これを引いたら、自分の目的地まで、何マス分でも好きなコースでバスを進めることができます。 しかしここでも、「そこでストップ!」と他の人の目的地に辿り着いてしまうとその人がチケットを総取りしてしまいます。 しかも、この周遊チケットでの移動中に目的地に辿り着いた人には、星型の高得点コマが与えられます。 コース選びは慎重に行ないましょう。

こうしてゲームを続けていき、5回目の周遊チケットが使われたらゲーム終了です。獲得したチケットと星型のコマを積み重ねて、いちばん高くなった人が勝ちです。

ここがオススメ: 誰かどの辺りを狙っているか、各自の分岐点での動かし方をよく観察して、ドキドキしながらバスをうまく導いていくのが楽しい、家族向けにお勧めのゲームです。
店内でサンプルをご覧いただけます。

[ボタン:取り扱いリストで確認/購入]

[2012.12.2追記]残念ながら、メーカーで絶版とのことで、現状の在庫が最後となりました。

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  •  サイトシーイング(名所巡り)。
  • 今回紹介するのは、我が家に来て以来、娘が大のお気に入りで連日遊ぶという大人気ゲーム。サイトシーイング(名所巡り)。 ゲームのルールは海長とオビ湾のカジノロワイヤルや高円寺0分(すごろくやのブログ)をご覧くださいな。 実際のところ、私もコンポーネントとテーマ...
  • 2010.05.05 (Wed) 12:58 | 新米パパの「ボードゲームはじめました」