ゲーム紹介:クアルト / Quarto!
色や形の同要素を一直線に揃える
クアルト
/ Quarto!
メーカー: Gigamic (ギガミック, フランス), 発行年: 2014年(原版1991年)
作者: Blaise Muller(ブレイズ・ミュラー, 代表作:『クアルト』)
6才~大人, 2人専用, 所要15分, ルール難度:★ (1)
ドイツ 1993年
ゲーム大賞(Spiel des Jahres)
8候補(Auswahlliste)

『クアルト』は、相手が盤面でコマの色/形/高さ/凹みのどれかの要素を先に一直線に揃えると負けてしまうため、交互に、色ですら区別なくストックから「相手に置かせる」コマを慎重に選んで渡す、理詰めの2人用ゲームです。

交互に、1個ずつ、駒を4×4のマス目のどこかに置いていきます。 各駒は、色(白/黒)・形(四角・丸)・高さ(高い・低い)・穴(有り・無し)の4つの要素が個別に異なって構成されており、この4要素のどれか(例えば高さ)を縦横斜めに一直線に並べられると勝利します。
特徴的なのは、片方の人が置く駒の種類を、もう片方の人が選ぶ、という点です。相手に揃えさせないように、また、次に来る自分の番で有利に働くように、よく考えて駒を選び、相手に渡しましょう。
こうしてゲームを続けていき、相手に渡された駒を置いたとき、その列が〈同一要素4個並び〉だったら勝ち、渡した人が負けです。
ここがオススメ:
見た目は単純な○×ゲームや四目並べ風ですが、そのシンプルで美しい形とは裏腹に、集中力を伴ってあらゆる可能性を先々まで見通す力が必要なゲームです。自分が選んで渡したコマのせいで負けるのはたいへん悔しいものです。
短時間でじっくり楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとして超おすすめのゲームです。

クアルト・ミニ: 3分の2サイズのミニ版もありますが、標準版そのままの縮小版ではありません。駒の木材種も異なり、造形や表面加工が標準版に比べるとやや華奢な作りになっていて、廉価版というような位置付けですのでご注意ください。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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