応用ルール紹介:熟語トランプ用『熟語ドミニオン』

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手札への循環を鑑みて山札を思い思いの攻略で育てる『ドミニオン』。そして、漢字の組み合わせで熟語作りゲームを楽しめる『熟語トランプ』。この素晴しい2タイトルの楽しさを融合させたゲームを考案してみました。熟語トランプの作者さん認定の、説明書には載っていない新しい応用ルール「熟語ドミニオン」をご紹介します。

熟語トランプ応用ルール:熟語ドミニオン:遊戯中

◎熟語ドミニオン(2~4人用, 所要15分, 熟語トランプ:上級 専用)

山札から引いた手札の漢字カード3枚と組み合わせて熟語になるものを見つけ、場の漢字カードを獲得していきます。これを繰り返して、自分のカード得点がより多くなることを目指します。

熟語トランプ応用ルール:熟語ドミニオン:場と山札と手札

■準備■
『熟語トランプ:上級』の漢字カードを点数(色)ごとに分けて束にします。ただし4点と5点だけは同じ束にします。各束を裏向きによく混ぜて、机の中央に1、2、3、4&5と並べて、場の山札4つを作ります。
各自に、1点の束から3枚、2点の束から3枚を配ります。各自、その合計6枚を受け取ったら、裏向きによく混ぜて自分の山札として手元に置きます。そして、そこから3枚を手札として取ります。
場の4つの山札をすべて表にしたら、準備完了です。


■遊び方■
時計回りで、代わりばんこに手番を行ないます。手番になったら、場に見えている山札4枚の中から、手札3枚のどれか1枚と組み合わせて(前後問わず)熟語を作れる1枚を選んで獲得します。例えば、「新人(しんじん)。」と宣言しながら「新」を手札から出して見せ、場の「人」を取ります(熟語を作れない場合は後述)。

手元の脇にカード捨て場を想定し、今回の4枚(取ったカード・取るために使ったカード・使わなかった手札)をすべてそこに表向きで捨てます。
手札がなくなったので、自分の山札から3枚引いて新たな手札を補充します。

これで手番は終わり、次は左隣の人の番です。
これを繰り返していきますが、もし、手札を補充しようとしたら自分の山札カードが尽きている時には、捨て場のカードをすべてよく混ぜ、新たな山札を作ってから、足りない分を補充します。

■熟語で場のカードを取れない(取らない)時■
手札に熟語の候補がない(と思う)時や、何らかの理由で手札と組み合わせたくない時には、次のどちらかを選択します。

  1. そのまま手札3枚を捨て札とする
  2. 手札からカードを1枚選び、場の同じ点数ランク(1、2、3、4&5)の山札の一番下に挿し入れ、その山札の一番上のカードを取って、残りの手札2枚と併せて捨て札とする

■ゲームの終了■
場の山札のどれか2山がなくなったら、その手番でゲーム終了です。
各自、自分の山札・手札・捨て場のカードの得点を総合計し、最高得点の人が勝ちとなります。

なお、ゲーム中に熟語の判定でもめた場合は、パッケージに付属している「熟語リスト(300例)」か辞書で判断すると良いでしょう。

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