ゲーム紹介:レース・フォー・ザ・ギャラクシー
探検,移住,生産で銀河帝国を築く
レース・フォー・ザ・ギャラクシー
/ Race for the Galaxy
メーカー: Rio Grande Games(リオグランデ, USA), 発売年: 2007年
国内版発売元: ホビージャパン
作者: Tom Lehmann(トム・レーマン, 代表作: 王への請願, レース・フォー・ザ・ギャラクシー)
12才~大人, 2~4人用, 所要60分, ルール難度:★★☆(2.5)
ドイツ 2008年
アラカルト・カードゲーム賞 第1位
(á la carte Kartenspielpreis)

『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』は、大宇宙を舞台に、連携を考えて探検や進歩・移住・生産を行なうことで様々な星系や設備を作り、銀河での文明発展を競うカードゲームです。

自分の手元に置かれていくカードが、自分が宇宙に築いた星系や設備等を表し、総合得点の糧となります。
これらのカードを築いていくため、毎ラウンド、進歩や建築・生産といった7種類の行動から1つを選択して、必要なコストを支払ってカードを置いたり、手札を増やしたりしていきます。

手元に築いた(置かれた)カードは、アクションや「エイリアンの技術」「希少元素」「軍事」といったカードの性質に関連して様々な効能を発揮します。これらの特性や効能を考え、手札や得点がどんどん手に入るような強力な連携を作っていきましょう。
こうしてゲームを続けていき、誰かが手元に規定枚数のカードを置いたらゲーム終了です。各自が築いたカードの得点と獲得した得点チップを総合して、勝者を決めます。
ここがオススメ:
宇宙SFものの世界観を存分に堪能でき、緻密な戦術を楽しめる、とても人気のあるゲームです。
情報量が非常に多く、ルールやカードの特性表記が難解ですので、誰しもが遊べるとは言えませんが、何度か遊ぶことでこのゲームに込められた全体的な世界観や戦術が解ってくる遊び応えがあります。
日本語版になったことで、たいへん遊びやすくなりました。
初版からの変更点として、新たな初期ワールドが6枚追加され、主にコストバランス面で5枚のカードが改訂されました。
さらに、ゲームの流れがよくわかるターン進行例のブックレットも追加され、アイコン類も色覚多様性に対応したデザインに改良されて、より遊びやすく改良されています。
カードの裏面デザインに変更はないので、今までの拡張セットと混ぜて遊ぶことも可能です。
店内でサンプルをご覧いただけます。
- 関連記事
-
- ゲーム紹介:ストロッツィ (2009/01/04)
- ゲーム紹介:ルーンバウンド(第二版,英語原版) (2008/12/27)
- ゲーム紹介:レース・フォー・ザ・ギャラクシー (2008/12/27)
- ゲーム紹介:タリスマン 第四版日本語版 (2008/12/06)
- ゲーム紹介:ケルト / Keltis (2008/12/03)