ゲーム紹介:アクワイア / Acquire
合併時の配当狙ってホテルを敷設
アクワイア(2008年版)
/ Acquire
メーカー: Avalon Hill(アバロン・ヒル, USA), 発売年: 2008年(初版1962年)
作者: Sid Sackson(シド・サクソン, 代表作: アクワイア, キャントストップ)
12才~大人, 3~6人用, 所要90分, ルール難度:★★ (2)
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ドイツ 1979年 ゲーム大賞 (Spiel des Jahres) 最終候補 (Auswahlliste) |
『アクワイア』は、マス目にホテルを敷設してホテルチェーンの塊を大きくしつつ、チェーンの株券を買い、合併吸収などによってお金を儲けるゲームです。
この『2008年版』は、Avalon Hil社l創立50周年を記念した限定生産品…のはずでしたが、継続して発行されているようです。
マス目への置き場所が個々に決まっている108個のホテルタイルがあり、1人ずつ、時計回りに手持ちの6個の中から選んでは敷設、補充を繰り返していきます。
縦横にホテルがつながると、その塊が新しいホテルチェーンとなり、株券を購入できるようになります。
ホテルの敷設によってホテルチェーン同士がつながると、吸収合併が発生し、より大きなチェーンに飲み込まれていきます。この時、吸収されたチェーン側の上位株券所有者には、チェーンの大きさに応じて大金が転がりこみます。
このようにしてゲームを続けていき、ゲーム終了後に株券に応じた金額を受け取って、もっとも所持金が多い人が勝ちとなります。
ここがオススメ: シンプルなルールながら、企業の成長と買収をテーマにたくさんの戦略を持つ経済ゲームの名作です。生まれてから40年以上経過してもなお色褪せません。手持ちのホテルの敷設場所を念頭に置きながら、どのチェーンを大きくすべきか、また、資金内でいつ、どの株券を買うべきか、そして吸収合併をどのタイミングで行なうか/行なってくるのかを見極めていきましょう。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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