ゲーム紹介:ブロックス / Blokus

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ピースの角と角をつなげて陣取り
ブロックス / Blokus
メーカー: マテル (アメリカ), 発行年: 2014年(原版2000年フランス)
国内版発売元: マテル・インターナショナル, 国内版発行年: 2014年
作者: Bernard Tavitian (ベルナール・タビシアン, 代表作:『ブロックス』)
7才~大人, 2〜4人用, 所要20〜30分, ルール難度:★ (1)

ドイツ 2002年
ゲーム大賞 (Spiel des Jahres)
準候補 (Auswahlliste)

ブロックス(2014年 中箱版):箱
2014年 中箱版

『ブロックス』は、自色のさまざまな形のピースを、マス目の盤面に1つずつ、角の接触だけで延長するように配置していき、より多くのピースを置けるようなスペースを確保していく陣取りゲームです。

ブロックス(2014年 中箱版):展示用写真

1人ずつ代わりばんこに、自分の色の、小さな正方形がさまざまに組み合わされたピースから1つを選んで、最初は4隅から、以降はそれまでに置いた自色ピースを延ばすように置いてつなげていき、より大きな空間を囲い込もうとします。
盤面のマス目には凹みが施されていて、ピースはカチッと気持ちよくはまります。

自色ピースとつなげるときには、ピース同士の角だけが接するように置かなければなりません。このため、いくらつなげて空間を囲いこんだつもりでも、簡単に角と角の隙間から侵入されてしまいます。
しかし、これを防ごうとしてなるべく侵入されないように置こうとすると、囲い込むための〈延び〉が停滞してしまいます。また、ライバルたちが囲い込もうとしている空間に対しても、いち早く角の隙間を縫って侵入しておきたいものです。

こうした小競り合いをあちこちで起こしながらゲームを続けていき、空きマスが尽きて誰もが置けなくなってしまったらゲーム終了、手元に残ったピースを調べて、構成している小正方形の数がより少ない(=よりたくさん盤面に置いている)人が勝ちです。

ここがオススメ: 誰にでもすぐに解る簡単なルールで、空間をうまく利用しつつ的確なピースを選んで配置していきながら、誰との領域争いを優先するかが悩ましくて楽しいゲームです。さまざまな戦略を思いついて何度でも遊びたくなることでしょう。子供も一緒になってじっくり考えられる超おすすめのゲームです。
2人、3人用では変則的なルールになります。4人専用と割り切って遊ぶのが良いでしょう。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

コメント 1

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茶助  

超シンプルだけど深みがある。おじいちゃんと孫が双方しっかり楽しめる。あ、もちろん親も。何度もやりたくなってしまう名作です。「え、なんでそんなに強いの?」といった意外な一面を表すこともあります。やっぱり4人でやるのが面白い。少し前まで量販店で安く買えたのに姿を消してしまいました。

2011/03/31 (Thu) 22:40 | EDIT | REPLY |   

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  •  [イベント]ニンドリ博
  • 一言でとても楽しかったです   各コーナー感想 ・立ち読みコーナー 今までの全てが並ぶ棚に圧巻 私が始めて読んだ号とか、思い出深い号を見せたりして楽しみました そういえば読んだこと無い号を読まなかった…   ・イラスト展示コーナー 最近全然古いのを見てませんが意
  • 2006.08.28 (Mon) 09:16 | とりあえずクロの日記(仮)
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  •  ブロックス倶楽部 with バンピートロット
  • DSでは、いたストを遊んでいるのですがPS2ではブロックス倶楽部 with バンピートロットにハマっています。ゲーム内容は、ブロックを使用した陣取りとでも言いましょうか詳しいルール等はリンク先で読んで下さい(汗)相手の侵入を防いだり、切り込んで行ったり・・・
  • 2007.07.17 (Tue) 00:49 | てくてくてんし