ゲーム紹介:手本引きゲームセット
親の選択数を読む心理戦の最高峰
手本引きゲームセット (補足付, 要得点物)
メーカー: 双天至尊堂 (そうてんしそんどう, 日本), 発行年: 2014年(原型:明治時代)
8才~大人, 2~6人用, 所要45分, ルール難度:★☆ (1.5)
『手本引きゲームセット』は、数回に渡って毎回親が選ぶ1〜6の数字を当てるべく、他の子らが過去の履歴や親の挙動から心理を読んで配当場所に賭け、当たり外れの勝負を繰り返して得点を稼ぐ、明治時代の賭場で培われた「究極のギャンブル」と称される伝説の賭博遊び『手本引き』をゲームとして遊べるように復刻したセットです。
得点を数えるためのチップ等は同梱されていませんので別途必要です。(参考⇒グッズ紹介:ゲームチップ)
親1人が、数回に渡って毎回1〜6の数字札から1枚、「子に当てられないように」選びます。場には過去の履歴が明らかになっているため、近々の数字を繰り返すのか、まだ選んでいない数字を選ぶのか、子たちの心理を巧みに読んで選ばなければなりません。また、選び方に作法があるため、ふとした挙動で悟られてしまってもいけません。
親の「入りました。」の掛け声とともに、子たちは各自、これだろうと思う数字札を自分のボードの1枚賭け(高配当)〜4枚賭け(低配当)に相当する場所に置き、今回の賭け点を提示します。
さあ「勝負!」です。当たり外れを確認し、子が当たれば配当に応じて得点をもらい、外れれば親が賭け金を没収します。
こうして、親を数回行なったら交代するなどしながらゲームを続けていき、あらかじめ決めた回数分行なったらゲーム終了。もっとも得点を稼いだ人が勝ちです。
ここがオススメ: 「さあ、張った張った!」と任侠世界の賭場の雰囲気を味わいながら、何を選んでも当てられてしまいそうな不安で冷や汗がにじみ出るドギツい心理戦が楽しめるゲームです。「手本引きを知ると他のギャンブルがつまらなくなる」「究極のギャンブル」「賭博の終着駅」などと賞されるのはだてではありません。子どもから大人まで、幅広い年齢向けにじっくり遊べるギャンブルゲームとしてかなりおすすめです。
すごろくや特製:ルール補足説明付き 同梱の解説書は、手本引きのルールをある程度知っている前提で作られていることと、事前の決め事によってさまざまな遊び方の形式があるために具体的な形式を提示してはいないことから、初めて遊ぶにはかなり困難と判断し、初めてでもスムーズに遊ぶための丁寧な補足説明書をお付けしています。
店内でサンプルをご覧いただけます。