ゲーム紹介: バルバロッサ / Barbarossa
閃きに大興奮!粘土の正体当て
バルバロッサ(2005年版) / Barbarossa
メーカー: daVinci(ダヴィンチ, イタリア), 発売:2005年
作者: Klaus Teuber (クラウス トイバー, 代表作: カタンシリーズ, バルバロッサ、貴族のつとめ、など多数)
12才~, 3~4人用, 所要60分, ルール難易度:★★
![]() | ドイツ 1988年 ゲーム大賞 (Spiel des Jahres) 大賞受賞 |

『バルバロッサ』は、各自が想像した「お題」を粘土で曖昧に作り、その正体を当てることで得点を稼いでいくゲームです。

「お題」は、みんなが知っている物ならなんでも構いません。「カエル」「傘」「しゃちほこ」などなど。
1人につき2個(3人なら3個)を、「そう言われれば見える」くらい曖昧に作って中央に集めたら、ゲームスタートです。
時計回りに進めて、自分の番になったら、サイコロの目に合わせてコマを動かし、着いた場所に従って、質問や正体当て、含む文字を訊く、などを行ないます。
質問は、「はい」か「いいえ」で答えられるようなものでなければいけません。
また、正体当ては、他の人に見えないよう、紙に書いて出題者に渡します。
当たっていたら、矢をその粘土に刺して、得点ボードのコマを進めます。
この時、当てられた粘土の出題者のコマも進めることができます。
ただ、もしゲーム中盤なら進むことができますが、ゲーム序盤や終盤だと「判り易すぎる」「判り辛すぎる」ということで退かなくてはいけません。
こうして、誰かが得点ボードのゴールに辿り着いたらゲーム終了、その人の勝ちです。
ここがオススメ:正体を当てようとしても、粘土の形を見るとなぜか発想が偏ってしまい、質問をするたびに「そんなバカな!」というドツボにハマってしまいます。それが故に、突然イナズマのように閃く答えに大興奮!というおすすめのゲームです。
何度か絶版とリメイクを繰り返しましたが、この2005年版に含まれている粘土は、ロウのようなプラスチック粘土の一種で、ベタつかず練りやすく、渇くことがない優れたものです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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【2014.4.7追記:】このdaVinci社版はメーカー絶版につき取り扱っておりません。5~6人に対応した日本仕様のリメイク版があります。
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