ゲーム紹介:蒸気の時代 / Age of Steam

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株発行/敷設/運搬で鉄道会社経営
蒸気の時代 / Age of Steam
メーカー: Eagle Games(イーグルゲームズ, USA), 発売年: 2002年
日本語版発行元: アークライト
作者: Martin Wallace (マーティン・ワレス, 代表作: 『蒸気の時代』『ブラス』など多数)
10才~大人, 1~6人用, 所要120分, ルール難度:★★☆ (2.5)

国際ゲーマーズ賞 2003年
(International Gamers Award)
大賞受賞
蒸気の時代:箱

『蒸気の時代』は、開拓時代の北アメリカを舞台に、鉄道会社の経営者となって、都市間に路線を敷設し、都市間で商品を輸送してはお金を稼ぐことで自社鉄道網を拡大していく重厚ゲームです。

蒸気の時代:展示用写真

最初は、路線も何もなく、商品が置かれた都市が点在している状態から始めます。
うまく資金やりくりしながら路線を敷いて広く展開し、都市間で商品を運べるように鉄道網を拡大していきましょう。

タイルを置いて路線を敷設(ふせつ)するためには、資金が必要です。
まずは、「株式を発行」と称して“返せない借金”をして資金を調達します。株式を発行すれば資金を調達できるものの、支払い時期のたびに発行した株式につき1ドルを支払わなければなりません。収入を予想した上で計画的に発行する必要があります。

蒸気の時代:近影

資金が調達できたら、好きな場所にタイルを置いて路線を敷設することができます。地形と敷設コストを考え、うまく都市間をつないで自社鉄道区画を増やしていきましょう。

自社鉄道区画ができれば、都市に置かれた商品(色取り取りのコマ)を、必要とされている都市に運搬することで収入を得ることができます。先にライバルに運搬されてしまわないよう、運搬する商品の順番や路線の置き方がとても大切です。

こうしてゲームを続けていき、規定回数のラウンドを終えたとき、収入量と敷設した路線を総合した資産価値がもっとも高い会社の経営者が勝ちです。

ここがオススメ: ゼロからの鉄道網開拓というロマンを感じながら、ちょっとした失敗が命取りになるシビアさを2~3時間に渡って楽しめる、大人向けのじっくり型ゲームとしてお薦めです。

世界最大のボードゲームファンサイト「Boardgame Geek(ボードゲームギーク)」にて、10点満点の高評価コメント(英語, 日本語機械翻訳版)が数ページに渡ってたくさん寄せられています。

誤訳訂正付き 日本語版に同封されている説明書にバランス上問題になる誤った翻訳が見られるため、訂正用紙をお付けしています。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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投稿者:すごろくや

コメント 1

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すごく面白いです。ルールを覚えるのに時間がかかったものの、
慣れるとハマります。
これの拡張版も扱ってくれると嬉しいです。

2011/11/19 (Sat) 13:00 | EDIT | REPLY |   

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