ゲーム紹介: ブラフ / Bluff
ハッタリ重視のサイコロ出目予想
ブラフ
/ Bluff
メーカー: Ravensburger (ラベンスバーガー, ドイツ), 発売年: 2009年(原版1987年)
作者: Richard Borg (リチャード・ボーグ, 代表作: 『バトルロア』など)
12才~大人, 2~6人用, 所要30分, ルール難度:★☆(1.5)
ドイツ 1993年
ゲーム大賞(Spiel des Jahres)
大賞受賞

『ブラフ』は、各自が、自分用のサイコロ5個を振ってこっそり確認した出目情報を元に、全員分の出目を予想して、1人ずつウソを混ぜながら出目に応じた総個数を吊り上げていき、告発で勝負するゲームです。
まず始めに、各自、自分のカップに5個のサイコロを入れて振ります。
それぞれ、自分のカップ内のサイコロの出目を確認します。
☆は、どの目としても数えられるジョーカーのような目です。
これで準備完了です。
他のカップ内のサイコロを想像し、どの目がいくつあるのか、時計回りで予想していきます。
予想は、ゲームボード上の赤サイコロが示す数字で行ないます。
この写真の例では、「3が4個はある。」と予想しました。自分のカップ内には、3が2個と、☆(何にでも数えられる)が1個ありましたので、4個というのは妥当です。
次に予想する人は、必ずこれまでよりも、個数や目の数を大きくしていかなければいけません。
なので、いつかは自分でも「ないかもなぁ」と思うような予想を示す必要があります。
例えば「3は10個ある!」というように。
それを聞いた次の人が、どう考えても怪しいと思えば「ブラフ(ウソだ)!」と宣言し、全員のカップを開けます。もし言うとおりウソだった、また逆にウソではなかったら、ミスした方のサイコロが減らされます。もし1個も無くなったらゲームから抜けます。
こうして、少し減ったサイコロでまた最初からやりなおす、を繰り返すことで次々に脱落していき、最後の1人になったら勝ちです。
ここがオススメ:
出目が見えるサイコロは自分のだけ。他の人の出目は判らないので、人が言った合計予想を参考にするのですが、これを利用したウソ予想で情報操作を行なって、場を混乱させたり、それを見抜くのが楽しい、シンプルだけど大人専用という、超おすすめのゲームです。
確率を考えるのはそれなりに大事ですが、それを上まわる強気のウソが勝利につながります。

日本語版: 輸入元:カワダ社,販売元:アークライト社による日本国内流通版が2017年6月に発売になりました。メーカーはこれまで同様ドイツのラベンスバーガー社ですので、内容物は同じものです。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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