ゲーム紹介:ジャングルスピード / Jungle Speed
場の図形をよく見て棒を掴み取る
ジャングルスピード
/ Jungle Speed
メーカー: Asmodée (アスモデ, フランス), 発売年: 2019年(原版1997年)
国内版発売元: ホビージャパン, 国内版発行年: 2019年
作者: Pierrick Yakovenko & Thomas Vuarchex (Yako & Tom)
7才~大人, 2~10人用, 所要10分, ルール難度:★☆ (1.5)

2020年バージョン
『ジャングルスピード』は、次々にめくられていくカードの図形に目をこらし、お手付きができない緊張感の中、同じ形を察知して素早く棒を掴み取り、手持ちのカードを減らしていくゲームです。

1人ずつ順番に、自分の山札からカードをめくっていきます。次々と 似たような形の図形がめくられていく中、色には惑わされず「同じ形が揃った!」と見たら、素早くテーブル上の棒(トーテム)を掴み取ります。
ただし、トーテムを掴み取ることを許されているのは、その揃った形のカードを出している「当事者」だけです。
もし、当事者ではないのにトーテムに触れてしまった人は、「お手付き」として、場に出された全員のカードを引き取らなければなりません。
(正しい)当事者同士がトーテムの早取りを行なった場合には、当事者同士がこれまで出したカードの束を、取り遅れた方が引き取らなければなりません。
引き取らされたカードは山札に加えるので、「カードをすべて無くしたら勝ち」という条件から遠のいてしまいます。めくられるカードの形に目をこらして、常に素早くトーテムを取れる状態にしておきましょう。
カードの中には、「全員早取り」「全員めくり」という2種類の特別なイベントを起こすスペシャルカードもあり、これらが忘れた頃に出てきて場を混乱させます。
こうしてゲームを続けていき、誰かの手持ちカードが完全になくなったら、その人の勝ちとしてゲーム終了です。
動画を観ていただいた方が、どんなゲームの雰囲気かはすぐ判るはずです。海外での動画もたくさん投稿されています。“Jungle Speed”で検索してみてください。
ここがオススメ:
「当事者だけしか取ってはならない」がゆえに緊張する中で、ついつい間違えて爆笑を誘う、子供から大人まで幅広く盛り上がれる超おすすめのゲームです。よく、単純な反射神経ものだと思われることが多いのですが、実は「冷静になる」ことがいちばん大事です。
それぞれの図形が、緊張すると間違いを誘発するように、とても巧妙にできていることと、その枚数配分がポイントで、慣れてきても飽きる気がまったくしません。
2019年版以降の変更点: カードやトーテムのデザイン変更に加え、 「同じ形ではなく同じ色モード」のスペシャルカードが廃止、というルール変更が加わっています。
簡単に遊ぶヒント 2種類のスペシャルカードは、若干ルールがややこしいため、簡単に遊ぶときには省いてしまっても良いでしょう。もし段階的に導入するなら、「全員めくり」「全員早取り」の順番に導入することをお勧めします。特に「全員早取り」は、ここから派生するルールが複雑なので注意が必要です。
店内でサンプルをご覧いただけます。
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