ゲーム紹介:ミイラのたからもの / Schatz der Mumie

5 Comments
すごろくや

絵柄を揃えて様々な形の宝を敷く
ミイラのたからもの / Schatz der Mumie
メーカー: HABA(ハバ, ドイツ), 発売年: 2009年
作者: Marco Teubner (マルコ・トイブナー, 代表作:『ジャイアントステップ』など )
5才~大人, 2~4人用, 所要10分, ルール難度:★☆

ドイツ 2008年
キッズゲーム大賞 (Kinderspiel des Jahres)
準候補 (Empfehlungsliste)
ミイラのたからもの:箱

『ミイラのたからもの』は、サイコロ5個を取捨選択しながら何度か振って絵柄の組み合わせを揃え、対応する財宝タイルを獲得して、自分の発掘現場を埋め尽くしていくゲームです。

ミイラのたからもの:展示用写真

ファラオの貴重な秘宝が、今もエジプトのどこかに埋もれています! 世界中から集まった発掘探検家たちが、金貨や価値ある壺、独創的な工芸品などを探して奮闘します。

各自に配られた発掘現場ボードのマス目を、いち早く埋めましょう!

1人ずつ代わりばんこに、サイコロ5個をザッと振ります。出た絵柄の組み合わせに応じて 場の財宝タイルがもらえますが、1度振っただけでは なかなか絵柄は揃いません。

最初に振った結果を確認した上で、サイコロを最大で2回まで振り直すことができます。振り直すたびに、5個のうち、振る(=絵柄を変えたい)サイコロと 振らない(=絵柄を固定したい)サイコロを、よく考えて選り分けていきましょう。

うまく絵柄を揃えて場の財宝タイルを獲得できたら、自分の発掘現場に敷き詰めていきましょう。後々のことを考えて計画的に置いていかないと、無駄な隙間を作ってしまうことになるかもしれません。

こうしてゲームを続けていき、いち早く自分の発掘現場をすべて埋めることができた人が勝ちです。

ここがオススメ: 今獲得できる財宝タイルの絵柄の組み合わせをよく考えた上で、残すサイコロ、振るサイコロの取捨選択が悩ましいお勧めのゲームです。
組み合わせの構成が解ってくれば取捨選択が上達するように、うまく作られています。
店内でサンプルをご覧いただけます。

[ボタン:取り扱いリストで確認/購入]
【2013.9.12追記】残念ながら、メーカー絶版とのことで取り扱いリストから外すことになりました。
関連記事
すごろくや
投稿者:すごろくや

コメント 5

まだコメントはありません。
そら  
手詰まり対策にこんなルールはどうでしょう

プレイしてみたところ、発掘現場に1マスの空きがあるのに、1マスの財宝タイルが残っていなくて手詰まりになることが結構あります。
極端なときには全員手詰まりになることもありました。
手詰まりを避けるために、1マスの財宝タイルを大量に自作するのも手ですが結構手間です。
『手詰まりになったら即負け』としてもいいのですが、それでは味気ないので、こんなバリアントルールを考えてみました。

・自分の番になった時、場に残っているどのタイルも置く空きが無い場合に限り、「財宝を盗まれた」と宣言し、発掘現場から何枚でもタイルを場に戻すことができる。
・この行動を行った番には、サイコロを振ることができず、ただちに次の人の番になる。
・財宝タイルを場に戻すときは同じ形のタイルの上に戻す。
(上に戻すほうが簡単で、小さな子供でもやりやすいから。)

すごろくやさんの添付ルールに手詰まり対策として採用していただけたら、とてもうれしいです。

(このバリアントルールに関して権利を主張する気はありません。
一切の権利を放棄します。
転載や、ゲームバランスを考慮した修正を歓迎します。)

2010/04/04 (Sun) 00:41 | EDIT | REPLY |   
すごろくや店主  

おかしいですね。
理論的にはありえるものの、いままでたくさん遊んでいますが、1マスタイルがなくなるようなことは一度もありませんでした。
ルールに誤解があったりするかもしれません。

2010/04/04 (Sun) 00:56 | EDIT | REPLY |   
そら  

おそらくプレイスタイルの問題だと思われます。
子供だと確立計算ができないせいか、2マスや3マスのタイルが取れるにもかかわらず欲張って無理に4マスタイルを狙って失敗。
偶然1マスタイルだけは取れてしまい1マスタイルが不足するというパターンだったので。

2010/04/04 (Sun) 01:25 | EDIT | REPLY |   
そら  

プレイに慣れてきたら1マスタイルが不足することは無くなりました。
どうもプレイヤーが下手だったことが原因のようです。
お騒がせしました。

極端に下手なプレイヤーが複数いると下手なプレイヤーで小さいタイルを独占してしまい、また慣れたプレイヤーがいないとゲームが長引き、タイルが不足してしまうようです。

6歳の子供が、取りやすいタイルではなく絵の好みでタイルを狙うので、結果1人で1マスタイルを半数以上独占してしまっていますが、他のプレイヤーが慣れてきたので無くなる前に決着が付くようになりました。

2010/04/21 (Wed) 10:33 | EDIT | REPLY |   
すごろくや店主  

そらさん こんにちは。
なんとかなったとのこと、良かったです。
あまり顕著に発生するようであれば、これまで置いたタイルの面積分と同一であれば、手番を消費して「交換」ができる(1マスタイルの集合を場に戻して、2~4マスタイルに置き換える)というルールが良いのかなと考えていました。

2010/04/22 (Thu) 12:56 | EDIT | REPLY |   

コメントの記入