ゲーム紹介:ワードバスケット
頭と末の字札でスピードしりとり
ワードバスケット(復刻2009年版)
メーカー: メビウスゲームズ(日本), 発売年: 2009年(原版は2002年)
作者: 小林 俊雄(こばやし としお)
10才~大人, 2~8人用, 所要10分, ルール難度:★☆

『ワードバスケット』は、全員、箱内のカードの文字で始まる言葉を考え、手札の文字で終わるものを思い付いたら、早い者勝ちでその言葉を言いながらその末尾文字カードを箱内に放り込み、いち早く手札を無くすゲームです。

よーいスタート!で箱に1枚目のひらがなカードが投げ入れられたら、スピード勝負のしりとりゲーム開始!です。例えば、箱のカードが「か」なら、手元から「ら」を選んで「かまくら!(頭が“か”で末尾が“ら”)」などと言いながら重ねます。これで、次のは「ら」が頭の言葉を出さなければなりません。
場のひらがなカードは、各自の思惑でどんどん重なっていくため、「出したかったのに変わっちゃった!」などということになります。でも、焦らずに新たな候補を探りましょう。
また、カードの中には「7文字以上の言葉(末尾は自由)」「さ行(さ~そ)なら何でもOK」といった変わった使い方をするものもあります。
こうしてゲームを続けていき、いち早く手札のカードを無くした人の勝ちです。
ここがオススメ:
あーでもないこうでもないと唸りながら、突然ひらめいたように、一気にばばばっと連続して出せるのが楽しいお勧めのゲームです。誰かに上がられると悔しくて、ついつい何度も何度もやってしまいます。
ただのしりとりではなく、末尾文字縛りのしりとりを行なうので、語彙の豊富さと臨機応変に引き出す速度・冷静さが問われるゲームです。慣れない最初のうちはなかなか出せませんが、何度もやるうちにスムーズに出せるようになります。
対象年齢にはご注意を たいへん楽しいゲームですが、語彙(ごい)の豊富さが問われるゲームですので、小さな子など、条件に合う言葉を瞬時に引き出せないとゲームに参加できずに「二度とやりたくない」と感じてしまうため、遊ばれる方々の年齢構成には充分ご注意ください。
店内でサンプルをご覧いただけます。
遊んでいる動画の方が雰囲気を掴めるかもしれません。

こちらもオススメ:漢字版ワードバスケット 漢字の得点の組み合わせの妙で、さまざまなゲームを楽しめるお薦めのカードゲーム『熟語トランプ』。この『熟語トランプ』で遊べる、ワードバスケットのようなスピード勝負の言葉ゲーム「熟語バスケット」もお勧めです。
この「熟語バスケット」の遊び方は、すごろくやオリジナルのガイドブック『熟語トランプ大全』の中に掲載されていますので、ぜひセットでどうぞ!