ゲーム紹介:ケルト / Keltis

6 Comments
すごろくや

各色の数札を重ねて駒で得点刻む
ケルト / Keltis
メーカー: Kosmos(コスモス, ドイツ), 発売年: 2008年
作者: Reiner Knizia(ライナー・クニツィア, 代表作: ロストシティヘックメック, 水晶をとりもどせ!、など多数)
10才~大人, 2~4人用, 所要30分, ルール難度:★★

ドイツ 2008年
ゲーム大賞(Spiel des Jahres)
大賞受賞

ケルト:箱
ケルト:展示用写真

『ケルト』は、手札の番号カードを、1枚ずつ、色ごとの昇順/降順しばりを守って手元に重ねていきながら、その都度、重ねたカードの色に応じたボード上の列で得点コマを進め、全列の総合得点を競うゲームです。

ケルト:カードを出してコマを進める

1人ずつ、代わりばんこに、手札から数字カードを1枚選んで手元に並べることで、ボード上の、出したカードの色に対応した列に、自分の色のコマを進めていきます。

ケルト:カードを出す順番

数字カードは、色別にして、例えば 0→1→1→4→5→…といったように徐々に大きくなるか、または 9→7→6→6→3→…と徐々に小さくなるようにしか出せません。つまり、手札にないからといって焦って9→1などと並べてしまうと、その列ではそれ以降に出せるカードがほとんど無くなってしまうのです。

ケルト:コマを進めて得点アップ

数字の大小に関係なく、カードを1枚並べられれば、ボード上の、カードと同じ色の列にある自分のコマを1マス進められます。
進めれば進めるほど高得点をマークしていきますが、最初の3マスはマイナス得点をマークします。つまり、ゲーム終了までに4マス以上進められなければ、すなわちその色カードを4枚以上出せなければ、1枚も出さずに0点のままの方がまだマシということになります。

ケルト:捨て場

自分の番の最後に、山札から1枚、手札を補充します。 このようにして、4枚以上出せる目処が立つまでは、手札に溜め込んでおく準備を整える必要があります。
まだ出したくない場合には、全員の共通の捨て場に捨てることもできますが、他の人に拾われてしまう事も考えなければなりません。

ケルト:落ちているチップ

こうしてゲームを続けていきます。その他の得点要素として、コマを進めるマスに落ちているチップがゲームを悩ましくさせています。好きな列のコマを1歩進められるもの、集めれば集めるほど高得点が得られる「願いの石」などです。 チップはゲームを遊ぶ度に場所が変わりますので、毎回うまみのある列、そうでない列が違った状態で遊ぶことができます。

全員のコマ位置が特定の条件を満たしたらゲーム終了です。各列のコマがマークしている得点や集めた石などを集計します。

ここがオススメ: 出したいけれど うかつに出せないといった苦しさがあるが故に、計画どおりに次々にカードを並べられて進められたり、ライバルが欲しかったであろうカードを捨てたりする喜びもひとしおの、手軽な内容にみんなで遊ぶゲームの醍醐味が詰め込まれたお勧めのゲームです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

[ボタン:これを取り扱いリストで確認/購入]

関連記事
すごろくや
投稿者:すごろくや

コメント 6

まだコメントはありません。
nyamoIIDX  
ケルトスパイラルは

ケルトスパイラルは絶版になったんでしょうか?

2011/01/13 (Thu) 14:41 | EDIT | REPLY |   
すごろくや店主  

現在の取り扱いからは外していますが、特に絶版となった情報は聞いていません。

2011/01/15 (Sat) 19:46 | EDIT | REPLY |   
nyamoIIDX  

まだ買える可能性はあるということですね
わかりました

2011/01/20 (Thu) 14:32 | EDIT | REPLY |   
まさ  

ケルトが2012年版になってボードの裏面が
拡張版になったみたいですが、箱の大きさの方は
どうですか?コンパクトになりましたか?

2012/11/19 (Mon) 07:14 | EDIT | REPLY |   
すごろくや店主  

まささん

それが当店にあるものかどうかまでは特定できませんが、今現在陳列している『拡張セット同梱版』は箱の大きさに変化ないようです。
よろしくお願いします。

2012/11/19 (Mon) 11:24 | EDIT | REPLY |   
まさ  

分かりました。ありがとうございました。

2012/11/19 (Mon) 11:48 | EDIT | REPLY |   

コメントの記入