ボードゲーム専門店すごろくや

東京 吉祥寺と神保町のボードゲーム店「すごろくや」のブログ。

ゲーム紹介:カニあるき / La Marche du Crabe

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カニあるき:サムネイル

縦移動と横移動で連携し仲間探す
カニあるき / La Marche du Crabe
メーカー: Jeux Opla (フランス), 発行年: 2020年
作者: Julien Prothière
8歳〜, 2人用, 所要 15分, ルール難度: ★★ (3)

カニあるき:箱

『カニあるき』は、6×6のカードで作られたビーチを、「縦移動担当」と「横移動担当」に分かれて口頭での相談なしに歩き回り、ゴミの下敷になっている仲間のカニを助け出すことを目指す、2人専用の協力ゲームです。

カニあるき:展示画像

ビーチに落ちたゴミは全部で12個。
その下には、仲間のカニが8匹と、恐ろしい宿敵4匹が潜んでいます。

各自2個ずつ「宿敵が潜んでいるゴミ」がどれかを知っているのですが、それを口頭で伝えてはいけません。
お互いの動きをヒントに無言で連携して、宿敵が潜むゴミは避けつつ、仲間を助け出しましょう。

ここがオススメ:

お互いの動きから意図を汲み取り、縦移動と横移動の連携で効率よく仲間のカニを救うにはどうすればいいかを考えるのが悩ましくも面白いゲームです。
油断するとあっという間に宿敵に囲まれ、大人が真剣に遊んでもうまくいかないくらいの難易度ですが、1ゲーム10〜15分程度で終わるため、次こそは!と何度も挑戦したくなります。
さらに、ゲームに慣れてきた人向けに、全10種の応用ルールをさまざまな組み合わせで加えながら遊ぶ「冒険モード」も収録されていて、たっぷり遊べるのもポイント。
大人が比較的短時間でじっくり楽しめるおすすめのゲームです。

漫画から生まれたゲーム: アルチュール・ド・パンス作のバンドデシネ(フランスの漫画)、La marche du crabe (邦訳『カニカニレボリューション』[原正人訳/飛鳥新社/2013刊])をベースにしたゲームです。「冒険モード」用のカードには、フランス語ではありますが、ゲームの内容に沿ったカニたちの冒険物語が記されています。

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ゲーム紹介:オーディン / Odin

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オーディン:サムネイル

まとめ出しで一掃するべく札回収
オーディン / Odin
メーカー: Helvetiq (ヘルベティック, スイス), 発行年: 2024年
作者: Gary Kim, Hope S. Hwang, Yohan Goh
7歳〜, 2〜6人用, 所要 15分, ルール難度: ★☆ (2)

オーディン:箱

『オーディン』は、直前の人が出したカードから1枚回収することを念頭に、同色・同値のまとめ出しを活用して、場の数値を上回るように手札からカードを提出し、いち早く手札を全て出し切ることを目指すゲームです。

オーディン:展示画像

大富豪のように、1人ずつ代わりばんこに、場の数値を上回るようにカードを出しては、直前に出されたカードのうち1枚を回収していきます。
カードを出すとき、同じ色か同じ数のカードが複数枚手元にあれば、直前に出されたカード枚数+1枚までまとめて出せます。この、手札をたくさん消費できるまとめ出しを狙って、どのカードを回収するかを考えていきましょう。

オーディン:カード2枚出し

まとめて出されたカードは、同じ色の4と3のカードを出したら「43」、8を3枚出したのであれば「888」のように各カードの数を1つの桁としてみなします。このまとめ出しにより、場の数値がどんどん釣り上げられていくのです。

もし、それ以上大きな数値になるようにカードが出せない、もしくは出したくないのであればパス。他全員がパスをして、また自分の番が回ってきたら、場のカードを全て捨てて、また1から数値を釣り上げていきます。
これを繰り返し、誰か1人の手札がなくなったら、残ってしまった手札1枚につきマイナス1点。誰かのマイナス点が15を超えてしまったら、いちばんマイナス点が少ない人の勝ちでゲーム終了です。

ここがオススメ:

カードを出したら必ず1枚回収しなくてはならないというところがポイントで、この回収をうまく活用して手札を強化するためにはどうすべきかを考えるのが楽しいゲームです。
なるべくたくさん手札を出したいところですが、時には〈パス〉を選択することも有効かもしれません。
比較的短時間でじっくり楽しめる大人向けとしておすすめのゲームです。

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ゲーム紹介:サボテンキング / Cactus King

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色毎の強弱を見極め絆創膏を狙う
サボテンキング / Cactus King
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2023年
作者: Michael Modler
8歳〜, 2〜4人用, 所要 20分, ルール難度: ★☆ (2)

サボテンキング:箱

『サボテンキング』は、サボテンディスクの回転で数の強弱が移り変わる中、4色の数カードを1〜3枚一斉に出しては各色で強さ比べをして、誰よりも多くの絆創膏を集めることを目指すゲームです。

サボテンキング:サムネイル

自分の手元に配られた6枚の手札のうち、1〜3枚好きな枚数のカードを選び、伏せて出します。
全員が出すカードを決めたら、せーのでめくり、色ごとに誰が一番〈強い数〉を出したのかを確認していきます。

サボテンキング:カード提出

この強さは、単純な数の大小ではありません。
中央に置かれたサボテンディスクの各色の針がどの数を指しているのか、によって決まります。

サボテンキング:ディスク

例えば、上の写真であれば、ピンクの針が24を指しているのでピンク色のカードの中でいちばん強い数は24です。次に強いのはその右隣の1、その次は2…というように強さが決まります。
一方、黄緑のカードは、黄緑の針が6を指しているので、いちばん強いのは6、次に7、次に8となるのです。

このように、色ごとにサボテンディスクが示す強さに則って勝敗が決まるため、必ずしも大きな数が強いとは限りません。よく状況を見定めて、提出するカードを選びましょう。

全員が出したカードの中で、各色のいちばん強いカードのみ表向きでプラス1点、それ以外は裏向きでマイナス1点となってしまいます。
このプラス点とマイナス点の合計が0より高ければ、1点につき1枚、最終的な勝敗を決める絆創膏がもらえるのです。

サボテンキング:結果

しかし、弱いカードを出すことが必ずしも悪いこととは限りません。
もし、今回出したカードでの合計得点が最も低ければ、数の強弱を司るサボテンディスクを回転する権利が得られます。
1〜6マスのうち好きなマス数分、時計回りにまわすことで、数の強弱を操作できるため、自分の手札状況とお互いの目論みをよく考えて、このディスク回転権を狙うのも重要な戦略と言えるでしょう。

サボテンキング:ディスク回転

ディスク回転が終わったら、手札を補充し、次のカード提出…と繰り返し、いちばん最初に絆創膏を8枚以上集めた人が勝ちで、ゲーム終了です。

ここがオススメ:

「このカードなら勝てるはず」「ここは全部負けておこう」と出したはずなのに、狙いが被って撃沈したり、予想外に勝ってしまったりと読み合いのままならなさにドラマが生まれるゲームです。
数の強弱が移り変わるため、ゲームが進むごとに状況が刻一刻と移り変わるのもポイントで、駆け引きにひねりを加えています。
少し変わった駆け引きで楽しみたい大人向けのゲームとしておすすめです。

説明書の誤記訂正

説明書P.2に誤記があります。訂正し、お詫びいたします。

  • 「2〜3人で遊ぶとき」の項目 誤:残りの62枚をよく混ぜて→正:残りの72枚をよく混ぜて
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ゲーム紹介:アベカエサル / Ave Caesar

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コース取りが命運分ける馬車競争
アベカエサル(日本版) / Ave Caesar
メーカー: DiceTree Games(韓国), 発売年: 2022年 (原版は1989年)
国内版発売元: 数寄ゲームズ, 国内版発行年: 2022年
作者: Wolfgang Riedesser (ヴォルフガング・リーデッサー, 代表作:『アベカエサル』)
8才~大人, 2~6人用, 所要30分, ルール難度:★☆ (1.5)

アベカエサル(日本版):箱

『アベカエサル』は、1~6のカードを出して自分の戦闘用馬車をコース上で進め、コース取りをうまく行なうことでライバルをブロックしつつゴールを目指す名作レースゲームです。

アベカエサル(日本版):展示画像

古代ローマの闘技場が舞台です。
1人ずつ代わりばんこに自分の戦闘用馬車をコース上で少しずつ進めていき、3周して先にゴールすることを目指します。
馬車を進めるには、手札から1~6のカードを選んで消費しなければなりません。その数の分だけマス目を進ませることができます。

アベカエサル(日本版):コース

コース上に何箇所か、中央分離帯で左右に分割されたところがあり、例えば内周側が1マスに対して外周側が3マスで構成されているなど、無駄な歩数を消費させられるようになっています。
このような無駄に数を消費するコースはできるだけ進みたくないものですが、「他者を追い越せない」「出せる限りはカードを出さなければならない」という厳しいルールによって、ライバルに内周をブロックされ、泣く泣く外周を通らなければならないことがまま起こります。

各自が進むために使う手札のカードは、自分専用の山札から補充するのですが、すべてのカードの数の合計は、そのような無駄なマス目を通ることをあまり想定していません。つまり、無駄なマス目を通ってばかりいると、カードが尽きてしまい、3周目のゴールに辿り着けない可能性があるのです。

アベカエサル(日本版):皇帝の前

また、ゴールするまでの1周目か2周目の終わりには、必ずシーザー皇帝の前の側道に入って止まり、金貨を献上して『皇帝陛下万歳(アベ・カエサル)!』を宣言しなければなりません。この謁見を行なわないと脱落となるため、各自、側道へのコース取りにしのぎを削ることになります。

こうしてゲームを続けていき、いち早く3周目のゴールに到達した人から高得点のポイントを受け取り、以降、2位、3位と低くなっていく得点を受け取って1ラウンドを終えます。
ボードを組み替えて全4ラウンドを行ない、最高得点の人が勝ちです。

ここがオススメ: ライバル同士が馬車をぶつけながらデッドヒートを繰り返す古代の闘技場の雰囲気たっぷりに、ブロックされて動けなかったり、外周の無駄なマス目を進まされたりして、「早く行ってくれ!」と爪を噛むような悔しさが盛り上がる、罵り合いが楽しめる大人向けとしてお薦めのゲームです。
ブロックされて動けないことを証明するために、手札を公開する遊び方をお薦めします。

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ゲーム紹介:ワニに乗る? / Tier auf Tier

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サイコロ指示で動物駒7種を積む
ワニに乗る? / Tier auf Tier
メーカー: HABA (ハバ, ドイツ), 発行年: 2005年
作者: Klaus Miltenberger (クラウス・ミルテンベルガー, 代表作:『ワニに乗る?』)
4才~大人, 2~4人用, 所要15分, ルール難度:★☆ (1.5)

ワニに乗る?(新箱版):箱

『ワニに乗る?』は、手元の木製動物コマ7種類を、サイコロの印に合わせて中央のワニの上へ上へと1〜2個積み上げたり、誰かに積み上げを依頼したりと、相互にやりとりしながら、崩さないように手元のコマをすべて置ききるゲームです。

ワニに乗る?:展示用写真

木でできたカラフルな動物コマ7種類をノルマとして手元に受け持ちます。

1人ずつ代わりばんこにサイコロを振り、その指示に従って、手元の動物コマ1〜2個を中央のワニ土台の上へ上へと積んだり、誰かに1個積み上げを依頼したり、他全員が相談して決めた動物コマを置かなければならなかったり…、を繰り返していきます。

もし、積み上げている途中で崩してしまうと、自分の手持ちコマが少し増えてしまいます。慎重に積み上げましょう。

こうしてゲームを続けていき、いち早く手元の動物コマがなくなった人が勝ちです。

ここがオススメ: ただ順番に積むのではなく、サイコロの指示が参加者同士の話し合いなどを促すようにさまざまな出来事を起こすのがポイントで、わきあいあいと楽しめます。 また、さまざまな形をしている可愛らしい動物コマも魅力で、そのままインテリアにしてもいいでしょう。
手軽に楽しめる、子どもから大人まで幅広い年齢層向けとしてとてもおすすめです。

店内でサンプルをご覧いただけます。

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